行ってきました 2022.1.19 三ツ峠~母ノ白滝 B

山行名  三ツ峠~母ノ白滝 B

日 時  2022年1月19日(水)

リーダー 東 弥生

参加者  13名(女性8名、男性5名)

コース  三つ峠駅=達磨石ー八十八大師―開運山―木無山―母ノ白滝-浅間神社=三つ峠駅

歩行時間 6時間10分(休憩を含む)

コメント  今回の山行で行ってきた「三つ峠」は、山梨県都留市、西桂町、富士河口湖町の境界にある開運山(1,785m)、御巣鷹山(1,775m)、木無山(1,732m)の3つの頂上の総称と言われています。山頂から富士山がよく見え、晴れていれば南アルプスの山々なども望めるので眺望がよく人気のお山です。会山行でも年に何回か出ているようです。
 今日は富士急行大月線三つ峠駅側から登って山頂まで行き、下山途中にこの時期ならではの母の白滝の氷瀑を見ようという計画。このルートは標高差もそこそこあり、八十八大師等の修験道の歴史を感じさせる史跡も点在し、ロッククライミングの練習場で有名な屏風岩の直下を通過して山頂を目指すという程よく歯ごたえのあるルートです。
 三つ峠駅からはタクシーで達磨石までアクセスし山行開始。総勢13名とまとまりのよい感じの人数です。寒波の影響で今朝は-10℃程度まで冷え込んだとタクシーの運転手の方からの情報。氷瀑に期待が持てます。気温は低いですが天気もよく風も穏やかだったので、登り始めの急登で着ていた防寒着がすぐに要らなくなりました。
 標高を上げて八十八大師(お地蔵さんがたくさん)を通過してほどなく、地面には雪と氷が混じり始め、リーダーからアイゼン装着の指示。1月から当会でも使用が認められたチェーンスパイクや、六本爪の軽アイゼンを各々が装着して再スタート。凍結した滝なども出現し、アイゼンの安心感が歩みを軽くします。 → チェーンスパイクと六本爪の軽アイゼンの説明
 途中屏風岩のクライミングゲレンデを通過。所によっては登れそうなところもあったので、いつか挑戦してみたいと思いました。
 程よくアイゼン歩行を楽しんだ頃、山頂手前の廃小屋に到着。ザックをデポして山頂まで行き記念撮影。お昼は風を避けるために廃小屋の前で摂りました。少し先の小屋前に食事を取るにはうってつけのテーブルがあったのですが、風通しが良すぎるので、この季節はここでお昼を取るのが最善とのことです。
 母の白滝までの下山ルートは割と急な下りの箇所もありましたが、アイゼンが本当によい仕事をしてくれました。アイゼンがなかったら絶対に滑って危険な下り坂も楽に下りることができました。雪がなくなったところでアイゼン脱着。しばらく下りていくと今度は凍結した沢が見え始めました。そして今回の目的の一つでもある母の白滝に到着。予想以上に凍結が進み立派な氷瀑ができていました。
 最後は浅間神社まで無事全員で下山し、タクシーで河口湖駅まで行き山行終了。解散となりました。 今回の山行は富士山を間近に見る雄大な眺望。チェーンスパイク・軽アイゼンのトレーニング。低気温での衣類調整。迫力ある氷瀑。H会長とAリーダーのいつもの楽しい掛け合い。いつにもまして内容の濃いかつ楽しいものとなりました。個人的には登山系美少女ロシア人ユーチューバーに山頂付近で出会い、「いつも動画見ています!」と伝えられたことが一番の収穫でした(笑)

投稿者 三谷 嘉章

写真撮影者 三谷 嘉章、片桐 元

股のぞき付近 富士山ばっちり 気温が低いので衣類調整が難しい。
アイゼン装着後 氷瀑の前にて(ここは母ノ白滝ではありません)
屏風岩 登ってみたい!
山頂にて 笑顔だか寒い。
下山途中 河口湖を望むメンバーのバックショット
母ノ白滝 見事な氷瀑

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