行ってきました 2022.3.27 大岳山(B級入門) B

山行名  大岳山(B級入門) B

日 時  2022年3月27日(日)

リーダー 綿貫 政夫

参加者  20名(男性2名、女性18名)

コース  武蔵五日市駅=御坂尾根登山口―966m―大岳山―大樽峠―奥多摩駅

歩行時間 9時間(休憩含む)

コメント  前夜の雨が嘘のように回復し、みんな上機嫌でタクシーに分乗して登山口へ向かった。しばらく沢沿いの道を歩くと急坂が現れて、息切れしそうになる。でも小鳥のさえずりが「ガンバレ!」とエールを送るかのように聞こえ、俄然やる気が出てきた。リーダーから、ストックの使い方や落石を起こさない足さばきのアドバイスもあり、とても参考になった。急坂に次ぐ急坂で、木や岩にしがみつく場面も多く、ワクワクの連続だ。「これは昔の登山道で、今の地図には載っていないんだよ」と教えてもらった。どうりで、すれ違う登山者が一人もいないはずだ。このとびっきりのバリエーションルートを歩き続け、大岳山山頂に近づくとようやく一般的な登山道に合流。そこで多くの登山者と出会い、みんなで大岳山山頂を目指したのだ。山頂でのお弁当休憩の後、いよいよ大樽峠に向けて出発。急な下り坂がいたるところにあったため、「会山行必携品」のテープスリングとカラビナを使った「ロープ通過」の実践をすることになった。ロープ通過を重ねるうちに、スムーズに着地できるようになり、何事も経験が大切だと思った。海沢園地に到着し、そこに設置されてある周辺図の看板を見た。なんと「悪路・ベテラン向き」と書かれたルートを私たちは通って来たのだ!「やれば出来るんだね」とみんなの顔が一気にほころぶ。解散式で全員が感想を言ったが、「盛りだくさんの山行だった」「必携品を使う機会に恵まれて良かった」「本格的なB級入門だった」などなど、達成感に溢れた声が聞かれた。これからもバリーションルートハンターを目指して、山登りの楽しさを味わっていきたいと思った。

投稿者 田中 久留美

写真撮影者 田中 久留美、関 桂子

途中休憩で一息。「まだ先は長いわよぉ」
急坂でロープを設置してもらい安全に登る
大岳山山頂で集合写真。みんないい笑顔!
冠雪の富士山は拝めなかったが、楽しいお昼休憩
テープスリングを身体に装着する方法を学ぶ
沢渡りポイントも随所にあって、手ごたえあり

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