行ってきました 2022.8.27~28 燧ケ岳 B

山行名  燧ケ岳  B

日 時  2022年8月27~28日(土~日)

リーダー 北澤秀三

参加者  11名(男性4名、女性7名)

コース  会津高原尾瀬口→御池(宿泊)→広沢田代→熊沢田代→俎嵓→熊沢田代→広沢田代→御池

歩行時間 7、5時間 (休憩含む)

コメント  
東北以北一の高山で、頂上から尾瀬ヶ原や尾瀬沼が一望できる百名山。前夜は大雨、早朝も小雨だったが、徐々に晴れると期待し、ヘッドランプを付けて朝5時に宿を出発した。すぐに大小の岩がごろごろし、木の根も這う急登が始まる。所々の水溜まりや、部分的に崩れている木道で足元は油断ならない。
レインの中は蒸し暑く、雨は止むかと思われ軽装になると降り出し、また着込むという繰り返しになった。広沢田代と熊沢田代では湿原が広がり、視界は開けないが花々の姿にほっとする。行きかう人はなく、濡れて滑る木道に気を取られながらも幻想的な気分を味合うことができた。その先は沢筋やザレ場をしばらく登り、ガレ場をトラバースする箇所など変化に飛んだ難所が続く。
一瞬、空が晴れて稜線を望むことができ、8合目、9合目の道標に勇気づけられ、全員無事に爼嵓登頂を果たせた。休憩もそこそこに柴安嵓を目指し歩き出すも、悪天候と帰りのバスの時間を考慮し引き返した。広沢田代から下は往路より水嵩が増し、岩の間を川下りのように一歩一歩慎重に下り、ほぼコースタイムの12時30分過ぎに御池に着いた。
リーダーからは事前準備のアドバイス、当日は百名山登頂経験豊富な諸先輩に囲まれて、的確な足さばきを必死で追いかけたおかげで行って来ることができた。期待した眺望は叶わなかったが、雨天の山行装備や楽しみ方も学べ、達成感は大きい。次は晴れた日の再登頂を誓っている。

投稿者 浅見美穂

写真撮影者 北澤秀三、鄧子丹、田中久留美、浅見美穂

バスで山の駅御池に到着
尾瀬御池ロッジ

 

懇親会

 

急登を抜け広沢田代へ

 

ベンチで一息つく

 

湿原に点在する沼池

 

健気なトンボの姿

 

熊沢田代で休憩

 

俎嵓の祠の前で

 

木道の階段

 

岩場を慎重に下りる
出会えたお花たち

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