行ってきました 2022.9.29~30 八十里越 A

山行名  八十里越 A

日 時  2022年9月29日(木)~30日(金)

リーダー 小島幸代

参加者  4名(男性1名、女性3名)

コース  

第一日  浦佐駅=吉ケ平登山口下見及び散策=民宿

第二日  民宿=吉ケ平-椿尾根-番屋峠-ブナ沢-殿様清水-藪掛峠-田代平-木の根峠-大麻平-浅草岳入叶津口=浦佐駅

歩行時間 1日目 3時間

     2日目 10時間45分(休憩含む)

コメント 「八十里越」の由来は「壬寅随筆」や「嵐渓史」には、困難な山道なので、一里を十里にあてて八十里越と呼んだとある。戦国時代から、中越地方と南会津地方は深い依存関係で結ばれ、明治末期まで経済的・人的交流が続いた幻の峠道といわれる。現在は明治新道や天保古道などが存在するがどれもすでに人がほとんど往来していない。しかし保存しようと努める人々がいると聞き、歩いてみたいと思い立った。昔は馬や牛車が往来したと想像できる部分とすでに崩壊して片側が切れ落ちた崖をへつりながら通るところが交互にでてくる。何百年たっているであろうブナの原生林の中は素晴らしい。越えても越えても現れる小さな沢を渡渉し、泥濘の中を歩き、この水があるからこそ、人や馬が往来できたのだと実感する。一般車が通れるところまで約30キロの道のりをなんとか10時間超で歩き切った。

投稿者 小島幸代

写真撮影者 伊藤道也 小島幸代

初日の下見 雨生池
夜明けとともに出発
ブナ林の中を進む
殿様清水という湧き水
見上げれば青空
石碑
古の石積みが
渡渉を繰り返して
背丈をこえる藪をかきわけて
すべる!すべる!

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