行ってきました 2023.1.29 宝永火口~宝永山 A 

山行名  宝永火口~宝永山  

山行日  2023年1月29日(日)

リーダー 鈴木武夫

参加者  6名(男性4名 女性2名)

コース  水ケ塚公園―御殿庭下―御殿庭中―宝永第二火口縁―宝永第一火口縁―宝永第一火口―宝永山―(往路戻る)―宝永第二火口縁―御殿場庭上―御殿場庭中―水ケ塚公園

歩行時間 9時間 (休憩含む)

コメント  
冬の宝永山に挑戦。夜明け前の御殿場駅に集合し登山口のある水ヶ塚公園に車で移動。ちょうど夜明けとなり朝焼けの富士山の壮大な眺め。これから上る宝永山もよく見えた。しばらくは樹林帯。平坦な道が続く序盤はツボ足。風もなく快晴。ほどなくヒートアップして衣類調整。御殿庭下付近の傾斜が強まったところでアイゼン装着。樹林帯の中の雪はほどほどにあり、気温が低いせいかよくしまって歩きやすい。
樹林帯を過ぎるあたりで徐々にガスって風も出てくる。シェルやバラクラバを装着。ここからは風が強く岩と雪とのミックスで歩きづらい。第一火口分岐到着。ここまででだいぶ時間がかかり全員での宝永山アタックを断念。体調が上がらないメンバーと共に4名下山。リーダーと若手の2名で宝永山に挑む。分岐から宝永第一火口までのトラバースは落ちると遭難必死。慎重に歩く。
第一火口から宝永山の登りはかなりの急登。富士山特有の小さめの火山岩と雪が固まりアイスバーンに。しかも風も強まってきて視界も悪い。風に耐えながらひたすら登る。しかし稜線に上がると強風でガスもはれ、視界が開けた。そしてそこには間近に見る富士山の雄姿と遥に広がる雲海。初めてみる光景に言葉を失う。そして宝永山山頂到着。
登頂を祝い山頂の表札と共に富士を背に写真撮影。が、強風のためすぐに撤退。下山はスムーズ。途中昼食をとり駐車場まで戻り下山組と無事合流。「冬の宝永山は風が強くガスも多い。今回は登頂できたし雲も切れたので幸運に恵まれた。」リーダーの言葉が印象に残る山行だった。

投稿者 三谷嘉章

写真撮影者 浅岡恵美子 三谷嘉章 

1.水ケ塚公園から朝焼けの富士
2.ヒートアップで衣類調整
3.樹林帯を過ぎ曇る

 

4.稜線に上がると別世界
5.広がる雲海
6.富士をバックにリーダーの一枚
7. 山頂はリーダーと二人だけだった

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