2023.5.20~22  雁坂峠~甲武信ヶ岳 B

山行名  雁坂峠~甲武信ヶ岳   

山行日  2023年5月20日~22日(土~月) 

リーダー 綿貫 政夫

参加者  7名 (男性4名 女性3名)

歩行時間 1日目6時間  2日目5.5時間  3日目4.5時間

コース  塩山駅作場平登山口―ヤブ沢峠―雁坂小屋テン場泊―西破風山甲武信小屋テン場泊―甲武信ケ岳甲武信小屋テン場―木賊山―西沢渓谷入口塩山駅      

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 1日目 9:20塩山駅よりタクシーで作場平登山口へ。10:30登山スタート。苔の群生地帯に癒されながら、笠取小屋到着。おいしいコーヒーがいれられる水を汲みに行ったりしながらゆったりした昼食。13時、コースの難易度に適した人をリーダーが指名し、先頭を歩くサブリーダー研修が始まり、3日間続く。13:30頃から雨が降り出し、水晶山、雁坂小屋への上りで少しずつへたばりながらも16:30頃、何とか雁坂小屋テン場に到着。初テント張。17:30頃、霧雨の中、全員で夕食。疲れ切っていたが、リーダーがソーセージのチーズ焼きを作ってくれて、とてもおいしく、盛り上がる。

 2日目 気持ちの良い朝、全員で朝食。その場でサンドイッチを作ったり、アルファ米にカレー、ラーメン、パスタといろいろ。濡れたテントの水を減らすのに苦労しての片付け。7時に出発。朝方は富士山がよく見え、快適に進む。長い稜線を歩き、破風山避難小屋外で昼食。怖い噂はあるが、立派な避難小屋でストーブとマキがあり、10人以上は寝られそう。岩稜帯に入ったところで、リーダーより「大先輩の後ろについて同じところに足を置いて歩き方の練習をしてください」と言われるが、私の方がだいぶ背が高いのに同じ位置までどうしても足が上がらない。14時頃、甲武信小屋テン場に到着。トイレがとても綺麗とのこと。天気は、明日の方かよさそうなので、甲武信ケ岳山頂は、早朝に変更。テント張を終え、15時前から集まり始め、スナックのママ役を中心に、話が弾み出し、あっという間に時間が過ぎていく。最後は、バージョンアップされたソーセージのチーズ焼きが振舞われ大いに盛り上がり、18時に夕餉終了。

 3日目 びっくりするほどすがすがしい朝。明日もここで朝を迎えたいと思う。皆、熟睡できた様子。4:30甲武信ケ岳山頂よりよく見えるというので、甲武信小屋前にて、最初は雲が邪魔していたが、ご来光を拝む。5時に出発して甲武信ケ岳山頂へ。風が少し強かったが絶景を堪能。甲武信小屋に戻り、全員で食事、テントの片付け。7:20出発。近丸新道を下る。シャクナゲが満開で、シャクナゲのトンネルがゆうに1キロ以上続く。皆、声を上げながら、うれしそうに進んでいく。途中、登山道修復に来ていたシャクナゲ山岳会の方々に遭遇。休憩にして、いろいろな話をうかがう。「今年はこれまで見たことがないほどシャクナゲが咲き乱れる当たり年。だが、危機感を持ったシャクナゲが子孫を残すために必死になっているのかもしれないので、今後が心配」。

 きれいな新緑の中、ツツジも満開で花の中を下り、急斜面、白珪石のザレ場、渡渉、落ち葉の毛布、白珪石運ぶ長い軌道跡などバリュエーション豊かな道を進み、12時前に全員元気に西沢渓谷入口に到着。不動小屋で名物よもぎ餅やそばなどを食した後、タクシーで塩山駅。「テントを担いでの縦走や雨の日のテント泊などの初めての体験ができ、実り多い山行でした」など各自感想を述べ解散。

 背中を押すように参加を許可していただいたリーダー・サブリーダー、ゆっくりとしたペースに物足らなかったでしょうに、笑顔でいろいろアドバイスしていただいた先輩方、本当にありがとうございました。またテン泊をしたくなりました。(できればもう少し楽なコースで)

投稿者    吉見 晃

写真撮影者   吉見 晃、 三谷 嘉章、 綿貫 政夫、 井坂 和夫

ザック8.5kgで出発
雁坂小屋テン場にて夕食準備
雁坂峠にて
ベストフォトby 三谷   雁坂峠にて
秩父からの富士山
破風山岩稜地帯
ご来光後、甲武信小屋前にて
甲武信ケ岳山頂にて
甲武信小屋テン場にて朝食
シャクナゲのトンネルNo1
シャクナゲのトンネルNo2
満開のツツジ

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