行ってきました 2023.6.13 鎌倉のアジサイ巡り ② C

山行名  鎌倉のアジサイ巡り ②  C

山行日  2023.6.13(火)

リーダー 藤田幸子

お詫び  12日(月)は雨天予報で、おいらく手帖で予告した通り、13日(火)に延期しました。当初申込の34名中、延期で止む無く不参加となった19名の皆様、大変申し訳ありませんでした。藤田幸子

参加者  15名(男性5名 女性10名)

コース  鎌倉駅=大塔宮―瑞泉寺拝観―永福寺跡―大塔宮―覚園寺拝観―天園ハイキングコース―百八やぐら―今泉台六丁目公園(昼食)-十王岩展望台―勝上嶽展望台―明月谷―明月院拝観―亀ヶ谷坂―鎌倉駅

歩行時間 6時間(3寺の拝観時間含む)

コメント 
前日からの雨は、朝になってようやく止んだ。花の寺・瑞泉寺は、開門直後でだれもいない。苔むした石段を登ると、アジサイや桔梗が行儀よく咲いている。鎌倉時代に本堂裏手に夢窓国師が作庭した岩庭は、いつしか草木に埋もれていて、昭和45年に、古図面を基に発掘して復元されたという。
創建当時は、池に橋を架け、背後の十八曲がりの山道を登った山頂に、徧界一覧亭(非公開)を建て、富士や相模湾を一望しつつ、禅僧の詩会が頻繁に催されたという。鎌倉が繁栄し時代の先端を走っていたことを目の前の庭や岩山が語っている。続いて沿道の永福寺跡へ。頼朝が、奥州合戦の死者数万の慰霊のため1192年に建立し、池に面して建つ美しい大寺院だったが、約200年後に焼失したという。頼朝は死者の鎮魂のためだけでなく、仏に贖罪し自らも極楽浄土を求めて建てたのではないか、そんなことを考えつつ、基壇と苑池が6年前に復元された散策路を歩いた。
覚園寺は、昨年の大河ドラマで名を馳せた北条義時が建てた大倉薬師堂を起源とし、茅葺の薬師堂に安置された薬師如来と日光・月光菩薩は差し込む陽光に微笑んで見えた。三尊を囲んだ十二神将は睨みをきかせ、表情豊かで躍動感が素晴らしい。訪れた6/13は丁度、北条義時の命日で、800年遠忌法要の準備が整い、歴史的遺産を守る寺は厳粛な雰囲気だった。亡き人の魂に祈りを捧げるのは、その人が今の時代にも必要とされている証と思う。覚園寺を出て間もなくドロドロにぬかるんだ天園ハイキングコースを百八やぐらへ向かう。崖を穿ったやぐらに、首のない石仏がずらりと並び背筋が冷たくなる。
今泉台6丁目公園での昼食後、アップダウンを繰り返し、風化の進む十王岩から若宮大路を眺め、建長寺を眼下に臨む勝上嶽展望台を経て、明月谷に下りた。通りかかった明月院は幸い拝観待ちの行列がなく、これはラッキーとばかり全員一致で、英勝寺拝観予定を明月院に変更した。混雑もなく、「明月院ブルー」は、心のデトックス効果があるのか、穏やかな気分になれた。
やがて観光客がじわじわと押し寄せてきて、アジサイ寺の人気の凄さを肌で感じた。想定外の明月院拝観も出来て大満足のアジサイ巡りであった。

投稿者 中澤正子

写真撮影者 梅澤秀夫 三苫昭雄 藤田幸子

① 夢窓国師作の瑞泉寺岩庭
② 永福寺跡散策路

 

③ 覚園寺門前
④ 十王岩から「かながわの景勝50選」を見る

 

⑤ まさに「明月院ブルー」
⑥ 明月院の花菖蒲
⑦ 明月院の円窓
⓼ 亀ヶ谷坂
⑨ 花のコラージュ

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