2023.6.25  大持山~小持山 B

山行名  大持山~小持山 B  

山行日  2023年6月25日(日)

リーダー 綿貫 政夫

参加者   21名(男性6名 女性15名)

コース  横瀬駅=一の鳥居―妻坂峠―大持山―小持山―シラジクボ―長者屋敷登り口浦山口駅

歩行時間 7時間(休憩含む)

コメント  8:10横瀬駅よりタクシーで一の鳥居に向かい、8:40登山スタート。曇りで湿気の多い中、急登のところもありながらオンタイムで妻坂峠到着。
 ここから、1班の先頭だったNSLと2班の先頭だったSさんがセカンドに回り、先頭は、先頭未経験者を中心に交代で歩く。先頭を体験したのは、1班が5名ほど、2班が7名。テーマは「みんなを疲れさせないように、上り、平坦、下りをすべて同じペースで歩く」。これが難しい。NSLに指摘されるのは大体が速い時。他の人の感想は「ペース配分や右側を歩くか左側を歩くか迷うなど、気を使い疲れた」「ドキドキだった」「スピードコントルールが難しかった」「緊張した」など。私は感じたことはないが、「前に誰もいない先頭を歩くのは気持ちよく、ついつい速く歩きたくなった」「楽しかった」との感想も。難しいルートは、NSLとSさんがそれぞれ先頭になり、班の間隔は5分を維持しながら最後まで続ける。

 通せんぼ岩では、前を向いても横を向いても体が入らず戸惑っていたが、先輩より右足を乗せる位置を教えてもらったら、不思議と簡単に通過。途中、下りの岩場では、濡れて滑りやすくなっていたので、ロープを張ってもらい、短かったが全員ゴボウで安全に通過。南から見る武甲山が進行方向に堂々としている。休日なのに登山客が少ないが、小持山山頂は狭く、すしづめ状態で昼食。

 シラジクボからは破線ルートへ。気を使いながら急斜面の細い作業道を延々と進む。地盤が緩んでいるので、端に足をのせると道が崩れかけたり、灌木に覆われ、道が見えなかったり。やっと長者屋敷登り口につき、登山道に出る。晴れて眺望が開けているが、気温が上がり、水分摂取が進む。急なつづら折りが続き、渡渉も何度もあり、中には苔のついた岩もありと、普通に歩けるところが少ない。下りが思った以上に長く、暑さと疲れと飽きのため、声がなくなっていく。橋立川のりっぱな滝付近で休憩となった時は、皆、われ先にと川べりに降り、冷たい水で顔を洗い、笑顔を取り戻す。予定より1時間程早く浦山口に着いたため、全員バスで西武秩父駅まで行き16:30頃解散。

 今回、初めてSLとして山行に参加させていただきましたが、1本前の電車に乗れる可能性があったため、最後、先頭でスピードを上げて、後ろのメンバーを疲れさせたり、下りでは、たびたび、前との間隔が空いてしまったりと力不足を感じました。 先頭を未経験者に歩いてもらう企画は、綿貫R、NSL、SSLで話し合って決めたそうで、とても良い体験となりました。

投稿者   吉見 晃

写真撮影者 吉見 晃

2班 整然と
通せんぼ岩
ゴボウ模範演技
小持山山頂での昼食 通路を挟んですしづめ状態
シラジクボにて

みんな嬉しそう

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