2023.8.6~7 鳳凰三山 B
山行名 鳳凰三山 B
山行日 2023年8月6日~7日(日~月)
リーダー 在田みな子
参加者 13名 (男性3名 女性10名)
コース 1日目 韮崎駅=御座石鉱泉-西の平-旭岳-燕頭山- 鳳凰小屋(泊)
2日目 小屋-賽の河原-地蔵岳-賽の河原-アカヌケ沢の頭-観音岳 ー 薬師岳ー 御座石 ー 中道コース ー 1269m - 青木鉱泉=韮崎駅
歩行時間 1日目:5.5時間 2日目:9時間 (休憩含む)
コメント
集合時の真夏の炎天下から始まり、どんどん雲の中へ。日差しが遮られる分長い登り一辺倒 の道のりでは都合がよかった。登るにつれガスが濃くなり、数か所で下界の展望が開けたのを最後に真っ白な世界の中へ。定刻より早く鳳凰小屋到着。
ここは何といっても高所にありながら豊富な水量の水場だ。味も格別で疲れた体を一気に リフレッシュする事が出来た。お決まりの小宴会後、カレーの夕食、早めの就寝となった。激しいトタン屋根の雨音が夜通し聞こえ、夕食時の確認事項で翌朝の天気次第で来た道をピストンするとのことが現実味を帯びてきたなぁと夢うつつで思案。
予定より1時間早い5時小屋発、地蔵岳までは中々の好天を予感させられた。ほんの一時眺望にも恵まれ、日の出と富士山、オベリスク、白い花崗岩に咲く花々を堪能した。今回ハイライトの三山をつなぐ稜線はまたもガスの中。心の目で想像して何とかモチベーションを上げる。顔を上げて眺望を楽しめない分、岩場に咲く花々に目が留まり元気をもらった。
下山の中道コースは始めは段差の大きなゴーロ、中盤は木の根が張りだした赤土の悪路、 最後は白樺やダケカンバの穏やかな森林歩き。雨も降ったりやんだりで雨具の脱着も何度し たことか。13人中8人スリップした。青木鉱泉で汗を流し帰路に着く。
距離も長く天候にも恵まれなかった山行でしたが、南アルプスの第一関門を無事踏破したメンバーは疲労以上に累積標高差2,000Mを歩き切った安堵感と充実感、そして自信に満ち た素晴らしい顔をしていました。
投稿者 在田みな子
写真撮影者 在田みな子
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