2023.8.30 堂ヶ島渓谷 C(Dに近い)

山行名  堂ヶ島渓谷  

山行日  2023年8月30日(水)

リーダー 小林 美貴男

参加者  13名(男性6名 女性7名)

コース  彫刻の森駅-新田塚-蛇骨渓谷(太閤石風呂通り)-宮ノ下-堂ヶ島渓谷入口-夢想橋-夢窓国師閑居跡-発電所-桜橋-木賀温泉入口-木賀不動-彫刻の森駅

歩行時間 3時間20分(休憩含む)  

コメン 箱根湯本で登山電車に乗り換えると、車両の窓が皆フルオープンになっている。コロナ対策にしては大げさなと思ったが、しばらくしてエアコンが装備されていないのに気付く。今時、エアコン無しでも大丈夫なのかと、箱根の涼しさに期待してしまう。

 彫刻の森駅に全員揃ったところで歩き始め、整備されてきれいになった新田塚を抜け、散在する廃屋を見ながら蛇骨川に下っていく。ノスタルジック散策路と名付けられた温泉の匂う蛇骨渓谷の路を、太閤石風呂のいわれを読んだりしながらのんびり歩く。宮ノ下から堂ヶ島渓谷へ行く道は、途中、大規模な工事が行われており、引き返すハイカー向けの「この先通行できます」の看板を確認しながら進んで行く。
 夢想国師山居跡の裏道は、かつては白糸の滝に続いていたのだが、だいぶ前に水が枯れて消えてしまったとのこと。東電発電所のベンチで昼食を済ませ、桜橋へ。3人までと人数制限の看板を見て、たもとなら大丈夫かと静かに寄り集まって集合写真を撮る。
 木賀不動への道は、一人で歩くには勇気のいる荒れた道で、蜘蛛の巣を払い、枯れ枝のバリケードを乗り越え何とか辿り着く。背後の滝を眺めながら、自然の開発される様、荒廃していく様にしばし感慨にふける。
 新田塚から美術館の彫刻越しに明星ヶ岳の大文字を見ながら駅に戻り、箱根の涼感と秘境感を味わった本日の山行も無事終了となりました。

投 稿 者 小林 美貴男

写真撮影者 平山 典男

太閤石風呂
桜橋にて
桜橋を3名毎渡る
木賀不動への荒れた道
木賀不動の不動滝
明星ヶ岳麓の大文字