2023.9.09  金沢シーサイドコース C (HP企画) 

山行名  金沢シーサイドコース 

山行日  2023年9月9日(土)

リーダー 吉野 誠

参加者  13名 (男性4名 女性9名)

コース  南部市場駅―運動公園―長昌寺―汽水池―旧細菌検査室―シーサイドファーム―八景島―人口の浜―旧伊藤博文別邸―野島展望台―夕照橋―金沢八景駅

歩行時間 6時間(休憩・見学含む)  

コメン 横浜・金沢シーサイドライン南部市場駅から霧雨の中スタート。
 運動公園を横切り長昌寺に参拝。正式には、富岡山長昌寺(臨済宗建長寺派)由来は省略。寺の裏手に回ると、なんと直木賞記念作家の直木三十五の墓所があるではないか。皆、こんなところに・・・と驚いた様子。43歳で没後親友菊池寛により直木賞が芥川賞と共に設けられ、新人文学の登竜門となった。  汽水池周辺は野鳥観察エリアになっている。
 旧細菌検査室。この建物は、明治32年の細菌検査室の面影を残しており、野口英世博士ゆかりの研究施設としては日本に現存する唯一のもの。北里柴三郎の伝染病研究所の助手だった野口英世(当時22歳)が、海港検疫医官補として勤務。そして横浜港に入港しようとしていた乗員からペスト患者発見、隔離という成果をあげた。
 旧伊藤博文金沢別邸。初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文公の、明治31年に建てられた茅葺寄棟屋根の田舎風海浜別荘建築である。明治期の数少ない貴重な建築遺構である。

 今回は、タウンウォークであるが、こんな貴重な社会勉強になるとは思わなかった。人工の緑地、海浜の中にも、古い歴史を大事に残し後世に伝える役目を横浜市(外郭団体)が担っている事は横浜市民として誇りに思います。
 金沢シーサイドライン?こんな路線あったの? JR根岸線の新杉田駅と京急本線の金沢八景駅を結んでいます。八景島駅があります。縁があったら乗ってください。
歩数約29,000歩

投 稿 者 小野寺 則男

写真撮影者 平山 典男

直木三十五の墓所(富岡山長昌寺にて)
野鳥観察所(汽水池周辺)
野口博士の解説と旧細菌検査室とその内部
金沢シ―サイトラインを横目
伊藤博文の金沢別邸にて
金沢別邸の貴賓室から
野島公園・展望台からのシーパラダイス方面
野島公園の展望台にて