2023. 10.24 二子山 C (HP 企画)
山行名 二子山
山行日 10月24日(火)
リーダー 吉野 誠
参加者 16名(男性5名、女性11名 内体験者2名)
コース 逗子駅=風早橋バス停―仙元山―新沢分岐―連絡尾根―林道終点―二子山―南郷上ノ山公園-長柄交差点=逗子駅
歩行時間 6時間(休憩含む)
コメント 秋晴れの下、三浦アルプスへ秋を探しに行った。
かつては桜の名所として知られた仙元山が一つ目の見どころ。ここは春には知る人ぞ知る蕨の宝庫である。山頂からは相模湾に浮かぶ金時山を従えた富士山を一望する。 仙元山から続く南尾根を辿る。南尾根はアップダウンを幾度も繰り返す。木の根が網目のようにあらわに出ている箇所あり。また、足を滑らして谷へ転落しそうな細い山道などがあり、変化に富んだ趣がある。雨上がりの山行でなかったことに感謝である。
山道には江戸時代作の千手観音、馬頭観音が並び、古くから往来として利用されていたことが伺われる。 木々の間からは森戸川を挟んで北尾根の山々が見え隠れするが、常緑樹が多く期待していた紅葉は無い。
深い森を形成していて木・竹・笹が両側から迫り支尾根を隠しているため、林道終点へ降りる連絡尾根が分かりづらく道迷いし易い。途中二手に別れ悩ませるが、滑りやすい場所にはどちらも補助ロープが垂れ下がっており、安全に降りられ、最終的にはどちらも林道終点へ着く。
南尾根、北尾根に挟まれた森戸川流域は深い森となり、自然が豊かである。春には渡り鳥の休息地となっており、バードウオッチングの方々を楽しませている。この流域は南尾根を境に南側を葉山町、北側を逗子市が管轄しているからか、同じ場所なのに葉山の人は葉山アルプス、逗子の人は三浦アルプスと、それぞれ呼んでいる。
上二子山の展望台で集合写真を撮りそこから東逗子に抜ける予定だったが二子山自然遊歩道が「スズメバチ」による通行止めのため南郷公演経由で長柄交差点まで歩いた 今回の秋探しではオレンジ色に染まった烏うりに会えて小さい秋を見つけられた。 また南郷上ノ山公園では秋色に色づいた銀杏の葉を青い色紙に散りばめたような景色を目にすることができた。
澄んだ空気の中、楽しく歩けた山行であった。
投 稿 者 へのへのもへじ
写真撮影者 浦島 太郎