2023.11.11~12 雲取山(教育部テント泊) C

山行名  雲取山(教育部テント泊) C

山行日  2023年11月11日~12(土~日)

リーダー 佐藤 淳

参加者  5名(男性2名、女性3名)

コース  1日目:奥多摩駅=鴨沢バス停-堂所-七ツ石小屋(泊)
                  2日目:七ツ石小屋-雲取山-七ツ石小屋-堂所-鴨沢バス停=奥多摩駅

歩行時間 1日目:5時間  2日目:5.5時間 (休憩含む)

コメント 
11月なのに最高気温25℃という日が続いたが、週末は寒気が入り込み急に寒くなるとの予報。今回は雲取山(七ツ石小屋)でのテント泊。しかもメンバーの多くはテント泊が初めてとのこと。初めてのテント泊、しかも寒い時期はどうしても荷物が重くなる。リーダーを除くメンバーの装備重量は大体12~13㎏程度といったところか。自分も2年前にこの季節の雲取山でテント泊を行ったが、その時の装備は15キロを超えていた。(笑)
今回は水、食料すべて込みで9キロちょい。寒波の影響・テン場の標高からなどの情報から、外気はマイナスまで下がると想定しての装備。慣れてくると軽量化が進む。七ツ石小屋までの道のりは、非常に歩きやすい道なので、約3.5時間重い装備を背負って頑張って歩いてもらおう。
季節は秋を一気に通り越し、紅葉もほぼ終わりかけていたが、ところどころモミジが紅く色づき目を楽しませてくれた。ほぼコースタイム通りに歩いて14時到着。テントを張った後、七ツ石山まで登る。曇りで眺望はなし。戻って夕食の準備。小屋の前のテーブルをお借りして卓を囲んだ。
やはり夕方から冷え込んでくる。それを予想して今宵は鍋。肉を凍らせ、ビールも一本保冷剤代わりに凍らせた。締めはうどん。寒い中で鍋をつついて冷えたビールを流し込むのもおつなものだ。17時には日も暮れて真っ暗に。早々に食事が終わったメンバーは次第に寒くなったようで、すぐにテントに戻って行った。
残ったのはリーダーと自分とあと1名。食後のお楽しみはホットワイン。シナモンスティックとはちみつを加え、いい感じに仕上げた。温まる。リーダーは洋酒のお湯割り。飲む人が少ないと少し寂しい。お酒もなくなったので18時前には引き上げる。テン場は満杯で絶賛夕食中。やることもないので寝袋に入ると周囲の喧騒が心地よく、すぐに意識を手放した。
翌日は6時に出発のため4時に起床。よく寝た。外は0℃。朝食は棒ラーメンとオートミールおじや。乾燥野菜を追加する。寒いから暖かい食べ物で体を温める。少し時間があったので、ドリップコーヒーを入れる。旨い。テント撤収してザックをデポして雲取山山頂へ。
雲は多めだが割と天気が良い。しかしブナ坂を超えて稜線に出ると風が強い。途中霙でも降ってきたのかと思いきや、樹氷になっていた氷が風で飛ばされてきたようだ。山頂で記念撮影後、避難小屋で少し休憩し下山。途中ダンシングツリーでお約束の写真を撮った。小屋に預けたザックをピックアップして下山再開。
バスに間に合わせようと少しペースを上げて歩く。途中メンバーのペースを見つつギリギリの線のスピードで歩いたら、先行するパーティーを何組も追い越し、かなり余裕をもってバス停についてしまった。小屋から鴨沢バス停まで2時間。かなりのハイペースだ。テント装備でこのスピードはメンバーにはだいぶきつかったようだがよく頑張ってくれた。これに懲りずにテント好きになってくれるとよいと思う。(軽量化の沼に嵌るけどね)

投稿者 三谷嘉章

写真撮影者 三谷 河上 加藤

1_紅葉の中を歩く
2_テント場

 

3_稜線からの風景
4_山頂付近は樹氷
5_山頂
6_ダンシングツリー

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