2023. 11.19 九鬼山 C
山行名 九鬼山
山行日 11月19日(日)
リーダー 前田 正史
参加者 30名(女性20名 男性10名)
コース 禾生駅-愛宕神社-池の山コース分岐-久美山分岐-九鬼山-紺屋の休場-札金峠-登山口-田野倉駅
歩行時間 4.5時間(休憩含む)
コメント 早朝から雲一つない青空のもと、富士急行線の車窓から見え隠れする富士山の姿を眺めると、山頂からの富士山はどんな風に見えるのだろうと期待が高まってくる中、山行スタートです。
禾生駅から車道を少し歩くと登山口の標識あり。古風なめがね橋の落合水路橋の下をくぐり、山道に入って行きます。神社横を通る九鬼山愛宕神社コースです。落ち葉の堆積した道で、針葉樹と落葉樹の樹林帯の木洩れ日の中、足元を確かめ、慎重に登って行きます。すると急に明るいトラバースの道に出ました。様々な色と形のモミジの木々の間に富士山が現れました。車窓からの富士山より、もっと大きく、雪をかぶった冬の素晴らしい姿に歓声が上がりました。
足取りも軽くなり、最後の急登も、元気良く、2時間もかからず登り切ってしまいました。九鬼山山頂からの富士山、特に向かって正面右側の斜面のなだらかな曲線と、すそ野の広がりが素晴らしい! さえぎるものの無い、その美しさ、九鬼山が秀麗富嶽十二景の一景であるのは納得です。
このぜいたくな眺めを堪能しつつ昼食を取り、田野倉駅方向へと降りて行きました。かなり急な下り、やせ尾根、幅の狭い斜面の道、緊張しながら降りて行くと、何とごほうびが待っていました。再び富士山が。太陽の光を浴びて輝く姿。まるで金属の光沢のような白い山肌にうっとり! 小野寺さんが「てかり富士だよ」と教えて下さいました。正式名かな?(笑) 再び元気をもらい、田野倉駅へと帰路に着きました。
今回の山行は、体験の方を含め、総勢30名の方々、怪我無く無事に下山できて、前田リーダーのもと、足運び等教えてくださった住田さん、平山さん、声掛け合って、楽しい山行にしてくださった皆さまに感謝でいっぱいです。
九鬼山、もう一度行きましょう!
投 稿 者 加納 里香
写真撮影者 平山 典男