2023. 12.02 古稀山 C
山行名 古稀山
山行日 12月2日(土)
リーダー 楯 恒雄
参加者 23名
コース 修善寺駅=古稀山登山口(タクシー利用)-古稀山-達磨山-金冠山-だるま山レストハウスバス停=(希望者修善寺温泉散策1時間位)=修善寺駅
歩行時間 4時間(休憩含む)
コメント 絶好の登山日和、古稀山に向かった。私たちが歩くのは西伊豆の稜線遊歩道のほんの一部。歩き始めてすぐにリーダーから、「古稀山山頂まで15分で~す。」と声がかかった。まさかと、半信半疑でひたすら急階段を登り切ると、あっという間に山頂にでた。と突然、リーダーはじめ皆さんから、「古稀おめでとう!」の声があがった。続いて始まる撮影会、私を含め、古稀のひとりひとりが記念の写真に納まる。立て続けの演出で童心に帰り、本当に嬉しい!古稀を祝う場に仲間がいてくれて有り難いと思った。
ここから踵を返し、もと来た路を戻り、出発地点の戸田駐車場から達磨山を目指す。はるか前方遠く、山頂まで続く細い道が見える。駿河湾を横目に見ながら笹山をひたすら真っ直ぐ登ると山頂だ。遠くに駿河湾と戸田港、その向こうに沼津アルプスが見える。
皆で記念写真を撮り、熊笹の階段をグングン下り、伊豆スカイラインにでた。ここからまた山道に入り、登り下りすると小達磨山だ。ここは眺望もなくアッという間に通過。 長く段差のきつい木段を下り、やっと稜線に出た。駿河湾を遠くに臨みながらの稜線歩きは最高の気分だ。普段突風のせいか、木々は風向きに沿って曲がり枯木も多い。美しく枯れた樹林のトンネルをくぐり戸田峠まで下りてきた。ここまで歩き始めからまだ1時間半。
峠の脇の広場で弁当を食べ、午後は金冠山へ向かう。整備された緩やかな道を進むと金冠山の麓だ 。リーダー達はここでお汁粉の準備を始める。本当に有り難い。私たちは広い山道の先にあるゴロゴロ石の階段を登り山頂を目指す。
頂上には360度の景観が待っていた。戸田漁港と扇状地にひしめく民家、駿河湾、沼津アルプス、南アルプスの峰々。だが、富士山だけが厚い雲に覆われ顔を見せない、今日一日待っていたのに!仕方ない、富士山はまたのお楽しみに取っておくことにした。
麓ではお汁粉が待っていた。ミカンもある。準備してくださった皆さんに感謝しおいしくいただいた。この後、芝を敷き詰めたような広い山道を気持ちよく下り、だるま山レストハウスバス停まで行って解散。 皆さんに支えられた素晴らしい一日だった。
投 稿 者 中澤 正子
写真撮影者 中澤 正子