2023. 12.16~17  教育部テント泊  笠取山テント C

山行名  教育部テント泊  笠取山テント            

山行日  12月16~17日(土~日)

リーダー 綿貫 政夫

参加者  9名(男性4名 女性5名)

コース  塩山駅=作場平登山口―笠取小屋テント場泊―唐松尾山―笠取小屋テント場―作場平登山口=塩山駅

歩行時間 1日目:2時間  2日目:4時間

コメント 1日目 は塩山駅にみなさん早めに集合。予約したタクシーを待ちながら、自己紹介や荷物の重さを確認しあったりして余裕のあるスタートです。タクシーで作場平登山口に到着するといよいよ登山を開始します。
 「ゆっくり行きましょう!」というリーダーの言葉がありがたかったです。10キロ超えのザックを背負って、ゆっくりペースで渓流沿いの登山道を進みました。途中でお昼休憩を挟み、笠取小屋へは14時頃に到着。さっそくテントの設営。設営場所の決め方やフライシートの張り方など、リーダーにアドバイスを頂き、テント泊が初めての私も無事に設営できました。慣れないと緊張しますが、テントが立ち上がるのは嬉しいものですね。テント内は自分の部屋のようでワクワクします。テント設営が終わると、水場へ水を汲みに行き、多摩川の源流、まろやかでほんのり甘いような美味しい水を堪能しました。
 今回の山行のメインは「テント」ということで、設営後はのんびり。早めの山ごはんスタートになりました。山でご飯を作ると美味しさが倍増します。みなさんの山ごはんを見るのも楽しかったです。後半はあかりを灯し、リーダーが焼いてくれたチーズソーセージとMさん手作りのホットラムをご馳走になり、とても美味しくて贅沢な時間を過ごしました。
(夜は風の唸る音、雨の音が響き、氷点下まで冷え込みました。テント内に置いたペットボトルの水が凍ってました!)

2日目は7時に登山スタート。
 小屋から15分ほどで雁峠分岐に着き、そこからすぐ先の小高い丘の上にあるのが「小さな分水嶺」。荒川、多摩川、富士川を分ける地点です。
 さらに進むと笠取山が見えてきて、ひたすら真っ直ぐの急登が山頂近くまで続いていることにびっくり。それでも、振り返ると神々しい富士山が見え、呼吸を整えながらテンションが上がりました。展望のあるピーク(山頂のようで山頂ではなかった)からはアルプスまで良く見えます。その先の狭い岩場の登山道を抜けて、本当の笠取山の頂上へ向かう途中でロープワークの練習をしました。みんなが空身で登っている中、ロープを運んでくださったサブリーダー、ありがとうございます。
 下山途中で、水干から多摩川源流の最初の一滴を見に、水が湧き出る所まで下りていきました。私たちがいつも飲んでいる水の「赤ちゃん」。水道から出てくるまでの道のりを思うと感慨深いですね。9時頃テント場に戻り、名残惜しくもテント撤収。11時半には作場平登山口まで下山しました。
 テント設営の仕方、パッキングのコツや防寒対策のポイントも教えて頂けて、充実した2日間でした。ありがとうございます。早朝の絶景を観ることが出来たのも、テント泊ならではです。夜明け前の星空、朝焼けもとても素敵でした。

投 稿 者 郷 美佐恵

写真撮影者 三谷 嘉章・吉見 晃・長岡 賢 ・郷 美佐恵

ゆっくり行きましょう!
笠取小屋到着
色とりどりのテント
テント場からの朝焼け
分水嶺
笠取山への急登
笠取山山頂(ではない?)
はじまりの一滴
早朝のご褒美