2023.12.24 大山 C
山行名 大山
山行日 12月24日(日)
リーダー 住田 ますみ
参加者 30名 (男性12名 女性18名)
コース 秦野駅=蓑毛-裏参道-16丁目-25丁目-大山-見晴台-阿夫利神社下社-女坂-大山ケーブルバス停=伊勢原駅
歩行時間 6時間30分(休憩含む)
コメント クリスマスイヴに年末詣。入会して1年。大山へ感謝のお礼参りをしてきました。
大山阿夫利神社の主祭神である大山祇大神は、日本中の山々を護る山神様とされ年末詣にはピッタリの場所。 数千年の昔から人々が祈りを捧げた大山。
雨が降りやすいとされていますが、この日は降らず晴れ間もみえ、数日前は熊出没情報で通行止めの箇所がありましたが解除されていてホッとした。
平坦な道はほぼなく清く澄んだ空気の中、静かな裏参道を上へ上へ進んだ。道の両側は厚みのある霜柱が広がっていた。 登りは特に危険な場所はなく急登もありゴロゴロした石もあるが歩きやすく感じた。 途中、女人禁制の碑があり江戸時代までは女性はそれ以上立ち入ることができませんでした。さらに進み富士見台へ。ガスで富士山は見えませんでしたが霊峰ならでは見どころ満載。山頂手前の2つの鳥居をくぐり3時間程で山頂へ到着。
大山は富士山からつながる龍脈の頂上に位置しているとされ、山頂には関東総鎮護の奥の院があります。不定期で開かれていてこの日は幸運にも開いていた。祀られている大山祇大神は富士山の神様である木花咲耶姫の父であるとされていて、大山と富士山の両方を登るべしという「両詣り」が古くから親しまれているそう。 今年富士山へも登頂したので両詣りとなった。
山頂では広がる絶景が待っていた。 参拝を終え山頂で青空の下ランチをとり相模湾と広々とした関東平野を眺めながら下山。 道は綺麗にされていて危ない場所には鎖や看板もありました。都心方面まで見渡せる絶景ポイントの見晴らし台で一休みして阿夫利神社下社へ。
拝殿の右脇下の地下に入ると龍の口から神水が注ぐ池がある。 2024年の干支である「龍」これはさらにご利益を頂けそう。 富士山の岩を使ったとされる獅子山もある。
下山途中、足がつってしまわれた方もいましたが、ここから会長とロープウェイで下界へ。ご無事で本当に良かった! 阿夫利神社下社を下り魔除けの大山寺を通り、女坂を経由してバス停へ向かう。
女坂には七不思議がある。触れて祈願すると眼病に効果があるといわれている天然石や話をしながら渡ると落とし物や忘れ物をしてしまうといわわれている橋など、、 不思議を探しながら歩くのも楽しく、あっと言う間に下界へ。お土産屋さんが並ぶ道を抜けゴール地点のバス停へ。
紅葉時期も素晴らしいとされている大山ですが他見どころも沢山詰まっています。体育会系登山も良いが文化系登山も合わさるとより登山が楽しめる。何気ない山の風景にも深い歴史があることを気づかせてくれました。
1年程前の初体験山行でお世話になりました住田リーダと会長と小林さんや久々にお会いできた方々も今回ご一緒で嬉しく、1年を振り返りました。また2年目も山を楽しみたいです。
投 稿 者 松本 智美
写真撮影者 松本 智美