2024.1.15 鎌倉の初詣・お稲荷さん巡り C
山行名 鎌倉の初詣・お稲荷さん巡り C
山行日 2024年1月15日(月)
リーダー 藤田幸子
参加者 28名 男性4名 女性24名
コース 鎌倉駅―佐助稲荷神社―(銭洗弁財天)―合鎚稲荷社―(化粧坂)―智岸寺稲荷―泉谷稲荷神社―紅葉稲荷社―志一稲荷社―丸山稲荷社―(八幡宮)―(和風レストラン静久)―築山稲荷社―大蔵稲荷社―鎌足稲荷社―大江稲荷社―十二所バス停=鎌倉駅
歩行時間 5.5時間(休憩・昼食時間含む)
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暖かな晴天に恵まれ、途中殆どの人が上着を脱いで歩く。駅裏近くにある、鎌倉時代の正宗から脈々と続く「刀匠正宗工芸店」の刃稲荷からスタート。風情あるお屋敷街を縫って歩き、佐助稲荷神社へ。源頼朝が伊豆配流中に、「隠里の稲荷」と名乗る翁が夢枕に立ち平家討伐の挙兵を促した加護に感謝し頼朝が建てたと言われている。赤い鳥居をいくつもくぐり抜けると沢山の白い狐が祀られていて驚いた。頼朝が征夷大将軍になったので、別名「出世稲荷」と呼ばれていて、ご利益がありそうだ。
銭洗弁財天を通り抜け合槌稲荷社のある葛原岡神社へ。今日の山行をスタートした「刀匠正宗工芸店」初代の正宗が、父親が亡くなり刀を造る際の合槌を打つ人がいない時、稲荷の神が老人の姿で現れて合槌を打ってくれて名刀が出来た事に感謝して祀った合槌稲荷社は、子孫の屋敷内にあったが、平成になって葛原神社境内に移されたそうだ。紅葉稲荷社、丸山稲荷社、築山稲荷社は鶴岡八幡宮を囲むように配置されている。
丸山稲荷社は八幡宮創建前からあるので「地主稲荷」とも言うそうで、参詣者で一番賑わっていた。昼食は全員でFリーダーが予約して下さった八幡宮前の和風レストランで美味しい天丼とお蕎麦のランチを頂く。昼食後は百三十段の階段からなる山道を登った上にある大蔵稲荷社へ。稲荷社裏からの山道はかつて祇園山ハイキングコースに通じていたそうだが、現在は通行止め。
鎌足稲荷神社は鎌倉の名の由来となった伝説がある。藤原鎌足は常に御守として身に付けていた鎌槍を大化の改新を成した後、東国に向かう途中、お告げに従い、この地に鎌を埋納し「鎌倉」という地名がついたそうだ。ラストは大江稲荷社、この階段が一番キツく感じた。今日回った稲荷神社には色々な伝説や逸話があり鎌倉の歴史を感じた。街中歩きではあるが十キロ歩くと登山に劣らない運動量であった。
投稿者 塩山 いずみ
写真撮影者 藤田幸子
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