2024.1.20   赤城山(黒檜山)C (教育部 雪山初級)

山行名  赤城山(黒檜山)

山行日  1月20日(土)

リーダー 佐藤 淳

参加者  17名

コース  前橋駅=あかぎ広場前BS―黒檜山登山口―猫岩―駒ケ岳分岐―駒ケ岳―下降点―駒ケ岳登山口―あかぎ広場前BS=前橋駅

歩行時間 4時間30分(休憩含む)

コメント 入会時の一言で「雪山にチャレンジしたい」と書いたものの、寒くて危なそうで装備にお金もかかるし・・・と去年は二の足を踏んでいました。諦めきれず机上講習会でお話を伺うと、初心者向けの山行ではスノーバスケット付きストックやチェーンスパイク可のものもあること、装備は購入せずに山道具屋さんでレンタルをするという方法もあることを知り、今年は思い切って参加してみることにしました。(今回の赤城山では、アイゼン10本爪以上とピッケル又はストックが必要でした)

 当日の天気は曇。前橋駅では雪がありませんでしたが、あかぎ広場前に向かうバスに乗り外を眺める内に徐々に雪景色に変わっていくと気分も自然と高まります。広場から登山口へは雪がなかったので登山靴のまま徒歩で移動。夏に来た時にはボートが浮かんでいた大沼には氷が張り、賑わっていた広場周辺は人もまばらで、冬はまるで違う景色になるのだなと驚きました。

 黒檜山登山口でアイゼンを付けていざ出発。ところが、雪がほとんどありません…土や岩肌が剥き出しのところも多く、アイゼンの爪が岩に当たりガリガリと嫌な音を立てます。内股気味の私は左右のアイゼンを引っ掛けないように少し足を開き、爪で高くなっている分だけ足をいつもより高く上げ、おっかなびっくり一歩一歩とても慎重に歩きました。

 登り始めて間もなく「暑いね」という声があちこちで上がりました。雪山は寒いと思いきや、風がなく気温も低くなかったので暑くなってきたのです。とはいえ脱ぎ過ぎると休憩や下りでは寒くなるので、どれ位着るかは迷う所。リーダーからも「汗をかくと体が冷えるので気を付けるように」というお話があり、衣類調整にも気を遣いました。

 黒檜山山頂付近では積雪もあり、雪が舞う中で念願の雪歩きを堪能できました。遠くにうっすら白く見える山、雪が凍ってキラキラ輝く木々。雪山ならではの素晴らしい景色を前に、参加して良かったと思いました。登山開始から約4時間半後、全員無事に下山。名残惜しさもありましたがアイゼンを外して解散式となりました。

 企画をして下さったリーダー・サブリーダー様、アドバイスや情報を下さったり、楽しくお話をさせて頂いた参加者の皆さま、本当にありがとうございました。目標を一つ達成できとても充実した一日でした。これを機に他の雪山にも行ってみたいです。

投 稿 者 小原 美砂

写真撮影者 鄧 子丹、加藤 美香、小原 美砂

①雪の少ない山肌
②昼食は15分
③集合写真
④登山道で一休み
⑤静かな銀世界
⑥枝に積もる雪
⑦通称エビの尻尾(霧氷)
⑧雪のだるまさんを発見!