2024.1.28  扇山・百蔵山 C

山行名   扇山・百蔵山 

山行日  1月28日(日)

リーダー 住田 ますみ

参加者  36名(男性13名 女性26名)

コース  猿橋駅=浅川ー浅川峠ー扇山ー大久保山ーコタラ山ー百蔵山ー福泉寺前バス停=猿橋駅

歩行時間 6.5時間 (休憩含む)

コメント 曇りがちの天候のなか、寒さとロングコースに対する不安を抱えながら、秀麗富岳十二景の縦走に臨んだ。2座共に山頂へ急登が続くという。どんな道が待ち受けているのか・・・。
 冷たい空気の中、浅川バス停から2班に分かれて扇山を目指して出発したが、1時間程で太陽も顔を出す様になり、身体も暖まって大変歩き易い状態になった。
 浅川峠まで登って小ピークに立つ曾倉山という標識を過ぎるとやせ尾根に入る。枯葉が積もるが歩き易い道だ。更に進んで行くと遂に山頂への急登が開けて見えた。
 道は柔らかい土と砂のザレた急勾配で、靴が流れてしっかり踏み込めない。木の根を足掛かりに何とか滑らない様、皆が下を向いて一心に歩を進めて行く。苦しい時間が続くが、最後は容赦なく更に角度がついた。息も急加速で上がってくる。それから辛抱すること20分、やっと上の樹林帯に切れ間が見え、頂上の青空が顔を出した!
 扇山山頂は日射しが温かく、皆でゆっくり昼食を取って休んだが、残念ながら富士山は上下雲に覆われ、五号目付近が横長に見えるだけだった。展望が良ければ右の三つ峠山の後ろに富士が大きく広がっていたのだろう。
 2座目の百蔵山へ出発すると、今度はどんどん下ること下ること。悲しくなるほど標高を下げながら登山道は続いた。小ピークを2つ越えながら1時間降りたところから、やっと百蔵山への登りが始まる。
 登り道はしっかりした土だったが再び急な斜面が待ち構えていた。すでに扇山で酷使した身体が悲鳴をあげる。それでも皆黙々と歩を進め山頂を目指す。苦しいなか、皆の心が同じ方向を向いて一つになる瞬間だ。
 頂上直下まで来るとリーダーが空身で立っていて「あともう少し!よく頑張ったね!!」と大きな声で皆の背中を押してくれていた。ありがたい言葉だ。
 程なく山頂の地を踏んだ時に、リーダーのザックが放り投げられてあるのが目に入った。皆を迎えに走り降りてくれたのか!心のこもった声援が力になるというのは本当だと実感した。
 百蔵山からの下山道は途中急斜面もあり緊張したが、全員無事にゴールの福泉寺に到着した。

 この日は富士山を眺めることが出来なかったが、リーダー・サブリーダーの細やかな心遣いに見守られながらの縦走、大変清々しい気持ちで帰路につくことが出来た。苦しい場面を乗り越えながら皆の心が通い合った、素晴らしい山行だった。
 企画・催行に携わって頂いた皆様、本当にありがとうございました。

投 稿 者 細田 幸江

写真撮影者 平山 典男

小ピークの曾倉山から尾根道へ 
扇山山頂に向けて 
扇山山頂にて
次の百蔵山の山頂
百蔵山からの下り
急勾配その1
急勾配その2
登山口からバス停へ