2024. 4.06  茅ヶ岳~金ヶ岳 B

山行名  茅ヶ岳~金ヶ岳  

山行日  4月6日(土)

リーダー 設楽 政夫

参加者  27名(男性11名 女性16名)

コース  韮崎駅=深田公園-女岩-茅ヶ岳-金ヶ岳ーふれあいの里入口=韮崎駅

歩行時間 約5.5時間(休憩含む)

コメント 深田久弥が頂上直下で急逝したことで有名な山だが百名山ではない。
 山をやっているとよく聞く山だが、これまで会山行ではあまり見かけなかった。一度登ってみたいと思っていた。
 往路の車窓からは満開の桜がよく見えた。当日は曇り。メンバーは27名と大所帯。韮崎駅でバス待ちの行列を横目に、リーダーがバスをチャーターしてくれたので深田久弥記念公園の登山口までスムーズに移動。「若手」「中堅」「ベテラン」の3グループに分かれて歩く。
 会山行ではグループ分けしても連なって歩くこともあるが、駐車場がいっぱいだったとこもあり多くの登山者が入山していることが予想されたので、追い抜きやすれ違いを考慮してグループ間の間隔を割と多めにとって歩いた。1グループ9名程度だったのでこの程度の人数であれば割と良い感じに歩ける。

スタートから女岩まではなだらかな山道がつづいてよいウォーミングアップになった。 ここから山頂までは急登が続く。かなりしんどいがメンバーの歩くペースを見ながらゆっくり歩く。深田久弥の亡くなった場所には石碑が建てられていた。命日が3月26日だからだろうかお花が添えられてあった。
このあたりから晴れてきて眺望もよくなってきた。春霞の中、南アルプスや富士山も見えるようになった。 
 山頂で昼休憩。風もなく日差しも出てきたので少しゆっくりする。 さて登山再開。金ヶ岳を目指して一度大きく下る。登り返しもきついが一時間程度で登頂。

 茅ヶ岳の山頂は他の登山者でにぎわっていたが、こちらは静かだ。少し休憩した後下山開始。金ヶ岳直下の下りは急な岩場で高度感もあり楽しめた。岩場を過ぎればあとは歩きやすい下りが続き、ゴールのキャンプ場付近に到着。よいペースで歩けたので予定の1時間前にゴール。チャーターしたバスの時間もリーダーが変更してくれていたので、早めに韮崎駅に到着。無事解散。
 しかし、反省会は時間が早くて営業しているお店がなかったのでお流れに(笑)。よい山歩きができました。

※番外編(韮崎駅付近のアフター情報)
 韮崎駅は瑞牆山などに行くときにもよく利用するが、これまで立ち寄り湯などが駅の近くにないと思っていた。また、反省会できる場所もほぼないと思っていた。今回念入りに調べてみると「白川温泉」がタクシーで10分ほど(1,300円程度)のところにあり、数人で乗り合わせていけばリーズナブルに利用できる。男湯からは登った茅が岳・金ケ岳がよく見通せた。「白川温泉」には飲食できる施設がないのだが、駅まで戻りロータリーの反対側に「アメリカ屋横丁」という場所を発見。数件飲食できるお店が集まっている。いずれも小規模なお店ではあるが、クラフトビールのお店や日本酒のお店など、小洒落たお店が集まっているので小規模グループでの反省会に最適。
 さらにこの季節は「わに塚の桜」という非常に見事な一本桜が近くにあり、風呂帰りにタクシーで回ってもらうこともできる。これも一見の価値がある。

投 稿 者 三谷 嘉章

写真撮影者 三谷 嘉章

登山口
急登が続く
深田久弥急逝の地
茅が岳山頂
山頂から南アルプス
金ケ岳山頂

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