2024.4.23 未来都市 虎ノ門・麻布台ヒルズの高層ビル周辺散策 D
山行名 未来都市 虎ノ門・麻布台ヒルズの高層ビル周辺散策 D
山行日 2024年4月23日(火)
リーダー 松井俊征
参加者 35名(男性7名 女性28名)
コース 東京駅―皇居―桜田門―国会議事堂―溜池山王エリア―虎ノ門ヒルズ-愛宕神社―気象庁―麻布台ヒルズ―神谷町駅
歩行時間 5時間 (見学・休憩・昼食 含む)
コメント
日常生活では馴染の薄い、日本最先端の未来都市虎ノ門・麻布台ヒルズ等の周辺を、Mリーダーの友人で虎ノ門育ちの方のご案内で散策するという山行に、勇んで参加しました。
皇居周辺の散策では、先日テレビで「桜田門外の変」を見たばかりだったので、安政7年3月3日、雪が舞う桜田門での惨事を思い浮かべました。
ホテルオークラでは、案内役の方のお知り合いのホテルマンの先導で、正面ロビーの毎月植え替えるという見事な植栽(今月はドウダンツツジ)を眺めて、フカフカの絨毯の館内をズック靴で歩く我々の姿は、ちょっと場違いな感じだった事ことでしょう。
昔は隅田川の花火が見えたと聞きながら江戸見坂から虎ノ門ヒルズへと歩き、球体を片手に抱く猿が、遠く宇宙の彼方を指さしている、名高い彫刻作品「マター」に出迎えられ、虎ノ門ビジネスタワー3Fで、美味しい煮魚のランチを賞味しました。
午後に訪ねた愛宕神社は、徳川家康が江戸の防火・防災の守り神として海抜26Mの愛宕山に創建した当時の風情を、高層ビルのはざまに今なお残し、浮世絵でもよく見かけるので、四季折々に風光明媚なこの地を、江戸庶民はとても愛していたのだろうと思いました。境内に「桜田烈士愛宕山遺跡碑」があり、井伊直弼を襲った水戸藩の浪士達がここに集合して成功を祈願してから桜田門へ向かったと、初めて知りました。
気象庁見学では、Mリーダーの交渉で、時間外なのにスライドを見れてラッキーでした。
虎ノ門で解散し、麻布台ヒルズへは希望者が歩を進めました。
麻布台の飯倉交差点前に、下層部は赤レンガ造りで、上層部は黒い楕円筒形で窓が少なく、外壁に「NOΛ」と金色のロゴが描かれている風変わりな建物があり、帰宅後に調べると、昭和49年に竣工し、日本サインデザイン協会の第9回SDA賞を受賞したノアビルでした。
市街地再開発事業で生まれ変わった未来都市は、近代的でありながら緑豊かに快く構築され、随所に残る寺社が昔の地形と風情を伝えてくれました。
細やかなお気遣いで手配して下さったリーダーと、ご案内下さった上に、虎ノ門 岡埜榮泉の大福を、お土産に頂戴した友人の方に、深く感謝致します。
投稿者 藤田幸子
写真撮影者 藤田幸子
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