2024. 5.03 虎丸山〜根本山 D

山行名   虎丸山〜根本山 

山行日  5月3日(祝)

リーダー 村松 みさを

参加者  41名 

コース  上野原駅=光電製作所前ー山風呂ー虎丸山(468m)ー秋葉山(391m)ー根本山(322m)ー新町バス停=上野原駅

歩行時間 4時間(休憩含む)

コメント GW後半のこの日、乗り換えの高尾駅ホームは多くの人で賑わっていた。みんなどこへ行くのかな?高尾山はさぞかし混んでいるだろうなと思いつつ中央本線に乗り上野原駅に着いた。ここも多くの人がバス停に並んでいる。幸い臨時便が出て、おいらくの一行はゆったり座って登山口のバス停に着いた。
 本日は快晴、明るい陽射しと爽やかな風、登山日和だ。歩き始めてすぐ振り返ると、雪をかぶった富士山がくっきり見えた。山道は柔らかな土の上に枯葉が積もってふかふかと足に優しい。40分ほどで虎丸山(468m)に着いた。この珍しい山の名の由来は不明。山頂には虎丸神社の古い祠があった。虎丸神社は養蚕の守護神らしい。
 少し滑りやすい土の道を下り、上野原中学校横の駐車場で昼食。そこから次に登るぽっこり三角形の秋葉山がよく見えた。下からは急に見えたが登ってみるとそれほどでもなく、秋葉山(391m)に到着。さあ次は根本山!何せ今日は小さい山を3つ登るのだ。すると途中小さいピークが有ったので寄り道、坊主山と木の看板が掛かっていて、三角点を発見。得した気分で三角点にタッチして先に進んだ。根本山への山道にはホウチャクソウが所々に咲いていた。そして根本山(322m)に着くと、なんとそこはホウチャクソウの群生地。薄暗がりの木の根元に、密集するのではなく1株1株自立して咲き広がっている。白に近い薄緑色の花が、イヤリングのようにぶら下がる姿が可憐で美しい。このように健気にひっそりと咲いている花々を見ると、どうか心ない人に摘み取られることなく、このままの姿で、来年もその先もずっと咲き続けて欲しいと思った。ここで集合写真を撮ったあと、バス停まで歩き帰途についた。
 今回の山行で良かったことは、珍しい山野草を見つけるとリーダーがその名前を紙に書いて根元に置いてくれたこと。41名の団体だと説明は後ろまで聞こえず、だからと言って狭い道で集まってという訳にもいかない。リーダーが書いてくれた花の名を、皆が歩きながら見て記憶に留め、またはメモをし、ラストを歩く人がその紙片を回収していく。良い方法だと思った。
 今日リーダーが書いてくれた花の名は、タツナミソウ・イチヤクソウ・ミヤマナルコユリ・オトコヨウヅメ・ササバギンラン、そしてホウチャクソウ。名前を知ると花への興味もより湧いてくる。
新緑と可憐な山野草を楽しみ、のんびりほのぼの、楽しく歩いた一日だった

投 稿 者 キャサリン 

写真撮影者 梅澤さん  村松さん

カマツカの花、カラタネオガタマ もうすぐ開花
キンラン
ササバギンラン
根本山で集合写真
ホウチャクソウ
(写真が無いので下手なスケッチでごめんなさい…キャサリン)

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