2024. 5.15~16  米山 C  (HP企画)  

山行名  米山  

山行日  5月15~16日(水~木)

リーダー 保科 美喜子

参加者  11名(男3名、女8名)

コース 
  1日目 柿崎駅=下牧ベース993―駒ケ岳(こまのこや)―米山―山頂避難小屋泊
  2日目 山頂避難小屋―がんばれ岩―二ノ字―大平コース登山口―米山駅

歩行時間 ①3時間  ②3時間50分   (休憩含む)

コメント  米山は三百名山で越後富士とも呼ばれ、山頂には日本三大薬師の米山薬師堂が建つ。

 1日目 タクシーで登山口休憩施設「下牧ベース993」 そこで早目の昼食、コースタイム2時間半、初心者でも登り易いはずが、シェラフや食料など約10㎏は結構堪える。つづら折りの樹林帯が続き、登山者の安全を見守る三十三体の観音が並ぶ駒ヶ岳、米山は石仏が多い。
 急登に続く急登で皆汗だくで苦しむ中、イワカガミやミヤマナルコユリ等の花々、目に眩しい青葉に励まされ「小屋が見えたわよ~」やっと着いた~!! 毛布常備の広くきれいな避難小屋、今日は貸切り。2階は女性陣の寝場所。男性陣と元気な女性が往復20分の水汲み。SリーダーIさんの80ℓのリュックは大鍋やガソリンバーナー2台、ガスバーナー、水タンク、調理道具でパンパン。夕食はけんちんうどん鍋。野菜、肉、魚介と登山道で摘んだ山菜も入れた栄養満点の鍋。皆で囲んだ鍋は美味しくてアッという間に殆どなくなる。アルコールも入って「今夜は人生で最高!!」と誰かが叫び、大いに盛り上がる。
 早めに夕飯を済ませてお楽しみの夕日見学。日本海に沈む太陽は海にオレンジ色の光の道を作り空も朱く染めてゆく。陽は沈み始めて30分以上かけてゆっくりと沈んで行く。夕日をバックに各自好きなポーズで「もっと左に寄って」「手は下げて」等、外野が世話を焼きつつ撮影。空が濃色(コキイロ)になり遂に沈んだかと思いきや、また少し太陽は顔を表し名残惜しそうに光を放ち空も海もオレンジ色に染める。一同感動のあまり動けず溜息が聞こえてきそうだった。
 2日目 朝雨がパラつき、日の出は見られなかったが、最高の夕日を見たのでそれ程の落胆はない。出発の6時半頃はスッキリ晴れ、白馬山麓、谷川岳がよく見えた。下山は大平コース。最初はブナ林の気持ちの良い道が続く。「711米峰」を過ぎた辺りから急な階段や梯子、苦手な急下降が続き緊張を強いられる。そんな中でもオオイワカガミの群落、ユキザサ等の花々に出会い笑顔になる。登山道駐車場には予定より早い到着。 そこでKさんが短歌を詠む「米山の朝の空気はシュワシュワと喉越し過ぎるサイダーのごと」 上越妙高駅で途中下車。 温泉で汗を流して昼食、気持ち良く帰路に着いた。
 山頂小屋に泊まり海に沈む夕日を眺め…  L、SL、参加者の皆さんに感謝!想い出に残る素晴らしい山行だった。

投 稿 者 塩山 いずみ

写真撮影者 野口 順子   梅田 敬子

登山口下牧ベース993にて
三十三観音
きれいな避難小屋!
オオイワカガミ
エチゴキジムシロ
スミレ
独り占めの山小屋で鍋を囲む
日本海に沈む夕日
夕日に伸びる金の道
日本海に沈む夕日を目の前に
空も海も夕日に染まって!
朝 天使のはしご
鍋奉行のザックは大きい!
米山山頂を振り返る

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