2024. 6.06 馬頭刈山 C
山行名 馬頭刈山
山行日 6月6日(木)
リーダー 住田 ますみ
参加者 18名(男性5名、女性13名)
コース 武蔵五日市駅=千束バス停〜千束尾根〜鶴脚山〜馬頭刈山〜高明山〜長岳〜十里木バス停=武蔵五日市駅
歩行時間 5時間(休憩含む)
コメント HP企画で馬頭刈山という奇妙な山の名前を見て、3年前の山行で大岳山からのC縦走で通った山にあったようなとまでは覚えていたが、山自体の印象はとても薄かった。企画書には、おもしろい名前の山を軽くサクッと登ります、とあったので夏山に向けての足慣らしには良いなと思って申し込んだ。
武蔵五日市駅よりのバスを降りて、リーダーの第一声は、今日は急登ルートなのでサクッとは登れない、ゆっくりいくが心して歩くようにとの事であった。うーむもしかしてこれは一杯喰わされたかなとも思ったが、天気もまずまずだし、今日は精一杯楽しもうと歩き出した。
民家の横からの登山口から登り始めたが本当に急登続きで、リーダーからの呼吸を意識して歩く様にとのアドバイスを意識して息を切らさぬようゆっくり登り、稜線に出てからは眺望もよく、子紫陽花やリョウブの花を楽しみながら、2時間後に漸くたどり着いたのがなぜツルのアシの名が付いたかはわからないが一応本日の最高峰916mの鶴脚山。小腹もすいたが、さらに急降下と急登を経て馬頭刈山にて待望の昼食休憩。マズカリという名前の由来も諸説あるようだが、次の高明山と馬鞍が並び合うという有力説よりも、アイヌ語の聖なる山を意味するマッカリからきたという説の方が面白いような気がするのは私がアイヌが暮らしていた北海道の出身だからだろうか。
頂上からは眺望にさほど恵まれ無いが、ベテランSさんが、日の出山頂からの眺めの写真のコピーと自作の山並み図で説明してくれる。頂上手前の稜線からの北側は日の出山や、大岳山はくっきりと見えたが、南側の富士山は関東の富士見百景というが生憎曇り空で、Sさんはうっすらと見えるとおっしゃるのだが、私を含めて多くの方は心の眼で、、。
急なくだりを幾重にも枝分かれした巨木の連続に驚きながら高明山の高明神社跡で先人の活動に思いを馳せて下山を続ける。秋川渓谷を見下ろしながら最後のくだりを降りていくと、日の出村で昨日熊が出没したので気をつけるようにとのアナウンスが拡声器から聞こえてきたが、へえ〜こんな近くにも熊が、でもここまで降りて来くればもう大丈夫だろうと山行を続け、瀬音の湯に無事到着できた。リーダーの名リードと皆さんの健脚で予定より30分以上早く下山できたので、10分弱歩いて隣の十里木BSから一つ早いバスに乗る事ができ、空いていて皆さん座れたので今日は全てが上手くいった山行となりました。
Sリーダー、Yサブリーダー、そして皆さん、今日は楽しい1日をありがとうございました。また遊んで下さいね。
投 稿 者 藤本 正徳
写真撮影者 石川 直美