2024.6.8 鎌倉から逗子へ・アジサイ巡り C

山行名  鎌倉から逗子へ・アジサイ巡り C

山行日  2024年6月8日(土)

リーダー 藤田幸子

参加者  30名 男性5名 女性25名 (内体験山行1名)

コース  鎌倉駅―大巧寺―妙本寺―名越切通―お猿畠の大切岸(イワタバコ群生地)―パノラマ台―子ども自然ふれあいの森(昼食)―ハイランドなかよし公園―岩殿寺奥の院―岩殿寺本堂―逗子駅

歩行時間 5時間 30分 (参詣・昼食時間含む)

コメント 古都鎌倉は、初夏色づく今が一番美しいと勝手ながらに思っています。寺院の石段を両側から埋め尽くす美しいアジサイが実に映えるのです。鎌倉になぜアジサイが多いのか、事前にリサーチしたところ、雨による斜面の土砂崩れを防ぐために根を横に広く張るアジサイが多く栽培されたとの説がありました。
 鎌倉駅時計台広場にメンバーの皆さんと集合すると、本日はなんと30名の大所帯でしたが、道中はFリーダーがプランを計画する際に観光客の少ない路地を選んで頂いたお陰で、混雑なく安産・子育の大巧寺を経由して妙本寺に辿り着きました。
 妙本寺は日蓮聖人を開山に仰ぐ、日蓮宗最古の寺院で、境内は広く、鎌倉でも有数の規模を誇る寺院です。「比企氏の乱」の舞台としても有名であり、歴史の息遣いを感じました。市街地から程近い立地にありながらも、妙本寺の位置する比企谷には多くの自然が溢れていました。青々とした緑とのコントラストが美しい朱塗の「二天門」、現在修復中ながらも鎌倉最大級の木造仏堂建築「祖師堂」が威風堂々たる面持ちで私たちを出迎え、リーダーの説明を聞きながら境内を参詣して建造物と景色を堪能し、古き時代に思いを馳せました。
 妙本寺は日蓮聖人を開山に仰ぐ、日蓮宗最古の寺院で、境内は広く、鎌倉でも有数の規模を誇る寺院です。「比企氏の乱」の舞台としても有名であり、歴史の息遣いを感じました。市街地から程近い立地にありながらも、妙本寺の位置する比企谷には多くの自然が溢れていました。青々とした緑とのコントラストが美しい朱塗の「二天門」、現在修復中ながらも鎌倉最大級の木造仏堂建築「祖師堂」が威風堂々たる面持ちで私たちを出迎え、リーダーの説明を聞きながら境内を参詣して建造物と景色を堪能し、古き時代に思いを馳せました。
 妙本寺をあとにして、大町に向かい、かつて鎌倉幕府の重要な防衛拠点であった名越切通しを通過しました。北条氏にとっては三浦半島の三浦氏が脅威であったため、三浦半島に続くこの道には防御機構の名残が残っています。難路から「難越え」、転じて「名越」になったと言われているそうです。実際に歩いてみると、中世鎌倉時代の雰囲気が色濃く残されていました。歩を進めたお猿畠の大切岸では幸運にも一面に咲き誇るイワタバコを見ることができました。
 子供自然ふれあいの森での昼食後、最終目的地の岩殿寺に向かう巡礼古道では満開のヤマユリが道端を彩っていました。奥の院散策路がある寺の裏山の、踏み跡も僅かな竹藪を突き進み、ようやく山頂にある寺の裏口に辿り着くことができました。岩殿寺は源頼朝や泉鏡花ゆかりの逗子のアジサイ寺で、山門の両側で満開の薄紫、青みのかかったアジサイが圧巻でした。鎌倉のアジサイ寺には大勢の観光客がいますが、岩殿寺を訪れる人は多くはありません。まさに穴場ともいうべき絶好のアジサイ鑑賞スポットです。さすがは鎌倉周辺を知り尽くしたFリーダーと、尊敬しきりでした。
 初夏の鎌倉周辺のアジサイ、イワタバコ、ヤマユリなど季節のお花をたっぷり見ることができ、歴史と文化にも触れ、大変充実した一日を過ごすことができました。企画をしていただいたリーダーに感謝申し上げます。参加者の皆さま、お疲れ様でした。

投稿者 鄧子丹

写真撮影者 鄧子丹 藤田幸子

1、スタートの妙本寺
2、名越切通
3、岩殿寺への裏山道は険しい
4、岩殿寺奥の院
5、行程中のアジサイ
6、巡礼古道の山百合
7、イワタバコの群生
8、岩殿寺山門へ下る

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