2024. 7.10~11  伊豆大島三原山 C

山行名  伊豆大島三原山   

山行日  7月10~11日(水~木)

リーダー 重松 照雄

参加者  25名(男性6名、女性19名)

コース  10日 浜松町駅ー竹芝桟橋=伊豆大島・岡田港=三原山頂口―三原山山頂(水準点・三原神
         社・展望台)―三原山頂口=宿・大島温泉ホテル 
       11日 大島温泉ホテル=岡田港=竹芝桟橋―浜松町(旧芝離宮恩賜庭園)

歩行時間 1日目 2時間位     2日目 15分位

コメント 浜松町駅から竹芝桟橋まで歩き、東海汽船の高速ジェットに乗船。平日なのに満員なのには驚いた。大島と言えば椿の頃は賑わうものの、初夏の今頃は訪れる人はそんなに多くないと思ったからだ。しかし、日本には数多くの島があるが、伊豆大島ほど有名な島は余り無い。明治時代まで長い間、罪人の「島流しの島」だったし(源義経の父や武田信玄の孫も流されている)、明治以降は、三原山の噴火口に飛び込む自殺者がずば抜けて多い「自殺の島」、最近は、三原山山頂まで馬に揺られながらの景色を楽しめる「観光乗馬のできる島」でもある。また、素晴らしい景色が楽しめる「山頂のお鉢巡り」も、富士山のお鉢巡りに勝るとも劣らない。勿論「椿の島」なのは、いうまでもない。
 岡田港からバスで山頂口(登山口)まで行く。ここで下車し、三原山の山頂に向かって歩き始める。 風が強く、霧ためにほんの少ししか先が見えない。猛暑でないのが唯一の救いか?頂上近くに来て、そこに埋まっている「水準点」についての詳しい説明がリーダーからあった。歩道から少し離れたところにある三原神社にもお参りをする。やっと、頂上に着いたが、歩き始めた時と全く同じ状態。頂上にある3階建ての展望台に上ったが視界ゼロ。頂上にある「晴れたら、このような風景が見られます」との説明板を見て、火口の姿を想像し、お鉢巡りを断念。宿のバスで宿に向かう。宿の露天風呂温泉は広々として気持ちが良かった。といっても海の見える風景も頭で想像。温泉に浸かっていると強風が肌にとても優しい。 
 2日目は待望の砂漠歩きだったが、今日も安心して歩けるような状態の風ではない。船も竹芝桟橋からの便はすべて大島までの運行となり、船の便も乱れ始めたため、山行を断念して朝の便で竹芝桟橋に向かった。   
 2日間、荒れた天気のため、バス会社・タクシー会社・船の便の変更等、各会社との連絡等、リーダーの努力は端からみても大変なものだった。それをすべてクリアし、無事、本土に戻れたことに感謝しきれない。有難うございました。山行自体は心残りだったが、それを上回る、参加者との会話・コミュニケーションもでき、充実した2日間であった。

投 稿 者  村長さん

写真撮影者 重松 照雄  猿橋 涼子

乗車船
水準点
噴火口(晴れていたら、このように見える)
集合写真(岡田港)

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