2024. 7.13~16 荒川三山から赤石岳 A

山行名  荒川三山から赤石岳  

山行日  7月13日(土)~16日(水)

リーダー 牛山 誠

参加者  5名(男性3名 女性2名)

コース  畑薙第一ダム=椹島ロッジ泊ー千枚小屋泊ー千枚岳-悪沢岳-赤石岳-赤石小屋泊-椹島ロッジ=畑薙第一ダム

歩行時間 ①0時間 ②7.5時間 ➂11.5時間 ④3.5時間(休憩含む)

コメント 赤石岳と言えば日本第7位の高峰で南アルプス南部の盟主。それを第6位の荒川三山(悪沢岳)と縦走してしまおうというのだから贅沢な山行。梅雨明けしていないのが気になるところだけれど果たして…。
 13日 山行初日天気曇り。畑薙第一ダムでロッジ専用のバスに乗り換え登山口の椹島ロッジに到着。今日は移動のみ。食事をしっかりと取り、お酒もそこそこ?にして明日の登りに備える。
 2日目 天気霧。雨は降っていないが蒸し暑い。今日は千枚小屋まで標高差1,400mを登らなくてはならない。いきなりの急登で汗が滴り落ちる。樹林帯の登りなので眺望も無いが、からだも少しずつ登りに慣れてきたところで千枚小屋に到着。予定していた時間より30分早く着いたので上出来。夕食後小屋スタッフに気象予報士の方がいて明日の天気の解説をしていただいた。それによると…。
 3日目 天気雨風強し。残念ながら予報は当たった。それでも少し待てば回復しそうなので出発時間を30分程遅らす。これが正解で雨は止んでくれた。なんと言っても今日は今回の山行のメインイベントのルート。稜線に出ると風が強くなり、ガスっていて雨も降り出したので雨具を着ることに。途中あまりの暴風に耐風姿勢を取りながら千枚岳、丸山を越え荒川三山の主峰悪沢岳(標高3,141m)に着いた。みんなで「やったー」と記念写真。喜びもそこそこに次の赤石岳へ向かう。まだ行程の半分も来ていないので気を引き締め直す。中岳を越え前岳に着き荒川三山完登! 前岳を過ぎた辺りからお花畑が広がり、ライチョウの親子も見られてキツイ赤石岳への登りに心も安らぐ。14時05分、赤石岳(標高3,120m)の頂上に立った。ここでも眺望は得られなかったが、みな大満足の笑顔。赤石小屋に着くとガスが切れ、今日歩いてきた稜線が望めた。「あそこを歩いたんだねぇ」「長かったねぇ」「本日もお疲れさま、カンパーイ!」
 4日目 天気雨。雨具を着るのが当たり前になった。今日は1,400m下る。滑る岩や木の根っこに気をつけながら9時ちょうど登山口の椹島ロッジに下山、みんなでハイタッチ!「よかったね!」「おつかれさまー」牛山リーダーのホッとした顔が印象的だった。
今回の山行を振り返ると眺望は得られなかったが、間近でライチョウの親子を見られたり、なんと言ってもお花畑は圧巻! 悪天候時のリーダーの判断、指示はとても勉強になりました。
最後に牛山リーダー、TSL、KSL、Fさん、4日間このメンバーで歩くことができて本当に楽しかったです。ありがとうー!

投 稿 者 鈴山修英

写真撮影者 牛山誠 田中久留美 古谷寿佳 鈴山修英 

①登山スタート!
②ここは蕨段 一面ワラビだらけ
➂千枚小屋に到着、まだ余裕?
④明日への英気を養う食事 素敵な山小屋でした
⑤3日目、千枚岳を過ぎ最初の難所
⑥荒川三山の主峰悪沢岳
⑦荒川三山中岳到着
⑧荒川小屋までお花畑が広がる
⑨小赤石岳に着いた~
⑩小赤石岳付近でのライチョウの親子
⑪赤石岳到着、やったー!
⑫赤石小屋に着くとガスが切れて今日歩いてきた稜線が
⑬赤石小屋前で
⑭午前9時、無事に下山。皆大満足の笑顔

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