2024. 8.23~25 剱岳と立山 A
山行名 剱岳と立山
山行日 8月23日(金)~25日(日)
リーダー 牛山 誠
参加者 5名(男性2名 女性3名)
コース ①電鉄富山駅=室堂―剣山荘泊、②剣山荘―剱岳―剱御前小舎泊、③剱御前小舎―別山―立山三山―浄土山―室堂=電鉄富山駅
歩行時間 ①3.5時間 ②10時間 ➂6時間(休憩含む)
コメント 恐れ多くもアルピニスト憧れの劔岳+立山!
ワクワクが止まらない初日。あっという間に富山駅。名ばかりの「特急」2両編成の田舎電車にもウキウキ。雷鳥おこじょ絵のケ-ブルカ-の後は室堂までバス。迫りくる山々。深い緑。滝。すでに観光バス。予報とうって変ってピ-カン!立山どっか〜ん!ここは海外?!その景色堪能しつつ休憩お昼。観光客の多さにもびっくり!きっとこのお天気は今日だけ?っと覚悟しつつ、綺麗なみくりが池や硫黄モクモク煙の地獄谷、緑の山々と青空を全身に吸い込んでいざ出発!
同日に別リ-ダ-のテン泊予定場所横の沢を渡り、ゆっくりと登るほどにテン場に張られたテントや人が小さくなる!時にテン場に向かってテン泊の方のお名前を叫んでいたら、標高2760mの次の日宿泊予定小屋に到着。いくつもの雪渓、あれはハ-トマーク?あっちにもこっちにも!そして、まさしくかっこ良すぎる劔岳がどんどん近くに!!!感激過ぎ!
道中色々なお花やホシガラスにこんにちは。夢の世界。劔岳に一番近い山荘、標高2475m剣山荘到着。まず乾杯、温水シャワー!美味しい夕食後は楽しいお決まり宴会。
2日目、いよいよ劔岳へ!小屋で荷物デポして身軽!朝陽で茜色に染まる空と山々を見ながらいざ!ガスったり晴れたりのお蔭様で何度もブロッケン。山頂目指し見ながら何度もかっこ良い!が口に出る。兎に角楽しい。カニのたてばいも一瞬。もう終わり?! 2999m山頂到着。曇がかっていたのにそこにいた全員が思い想いの歓声で「ぬけたー!!!」
風と共に空が晴れ渡る瞬間。360度の見事な景色。綺麗な青空に山々に海まで!ギザギザ尾根に立山まで見渡せ写真撮影大会。感動し過ぎて涙でした。(笑)。
山頂も名残惜しいけど下山。そして楽しいカニのよこばい!本当に良くぞ登山のためにこんな絶妙な鎖設置に感謝感謝!安心安全と随所で足の置き場や行動支持を出して下さるリーダ-のお蔭様。デポ荷物を撤収し2日目宿泊の劔御前小舎へ。夕飯までも宴会、終わってからも宴会。楽し過ぎ。夕焼けも綺麗~!
3日目、さぁ今度は立山縦走へ!30分ですぐ別山登頂。前日の劔とこれからの立山と前後に見渡せ本当に贅沢な景色!幻想的な滝雲や室堂までの景色。劔に比べればサクサクと立山三山、富士折立山→大汝山と愉快に楽しく登頂、3つ目の雄山では参拝し万歳三唱。そして雷鳥に会うために浄土山へ。絶妙なタイミングで曇り!時に小雨!すれ違う方々に「雷鳥は?」「あ~見てないな~」そんな(泣)。下山終了その瞬間まで諦めずに念じようと「雷鳥さん出てきて!逢いたい!逢える!」と祈りながら目を凝らし歩く、えっ?!まさか、あそこにたたずむ後ろ姿は?一羽と思ったら親子で6羽!大きめ雛だけど兎に角、可愛らしいフワフワ穏やかな雷鳥。クーク-鳴いてる、う~逢えた!感謝感激。すべての願いが叶い、後は温泉に向かって下山。雨が降ってきても小学生気分。ゴールが見えると寂しいと思いつつ、花道の下山、又雷鳥にも逢え雄のゲ-ゲ-の鳴き声も聞けた。室堂着く頃には小雨になり歩いてきた立山縦走見渡せ感無量。標高日本一「みくりが池温泉」の後は室堂に戻る。帰り予定のバスが豪雨で運休になるというアクシデントがあったがケーブル経由で帰ることができた。少しでもお天気がずれたら登山どころでは無かったと思うとすべてのタイミング奇跡が織り重なったお蔭様。おまけに新幹線乗る前も乗車中も乾杯(笑)。
緊張の劔岳と覚悟してたけど3日間の道中、植物や鳥や博識過ぎ&巧みなだじゃれ好きリーダ-や皆様のお蔭様で楽しく、このコース殿堂入り!最高!リーダ-凄い!を皆で何度連発したことでしょう。かっちょ良すぎる劔岳と日本三霊山の立山と。怖い位にミッションクリアでき夢のまた夢の贅沢な世界を堪能。「こられるだけで」のはずが、こんな素晴らしい山行になるなんて微塵にも思って無かったので。自然の神秘。本当に有難うございます。剱岳と立山バンザ~イ!
投 稿 者 ぶぅこ
写真撮影者 牛山誠、田中久留美、井阪和夫、森本典子、根目澤恵美子