2024. 8.23  谷川岳東面散策  B  

山行名  谷川岳東面散策      

山行日  8月23日(金)

リーダー 佐野 久志

参加者  10名 

コース  谷川岳ロープウェイ駅~マチガ沢出合~マチガ沢大滝下~巌剛新道第一見晴~マチガ沢出合~谷川岳山岳資料館

歩行時間 5時間35分

コメント 7時50分。生まれて初めての上毛高原駅で同行者とおぼしき人影を捕らえ無事に集合。初めて登る山である。胸中はワクワクと緊張が混在していた。ロープウェイ乗り場で、身支度を整え、いざ出発!
 さっそく林道の脇を走る近道に分け入る。人が通った形跡が薄く、伸び放題の植物と、その葉に残る雨のしずくがお出迎え。先頭を歩かれた久保田リーダー、お疲れさまでした。
 その先は旧道でマチガ沢へ。看板の前で集合写真。まだみんな元気で笑顔に溢れる一枚。そして、いよいよマチガ沢。 巨石と言っても過言ではないサイズの岩がゴロゴロする中を、ルートを探しながら遡上して行く。岩好きとしてはテンション爆上がりである(笑) しかし調子に乗ったせいか、途中浮き石を踏んでしまい、一コケした。面目無い。途中水が有るところや苔の生えた岩は滑るので、落ち着け!という天の戒めだったのかも知れない。 
 なかなか好調に沢を遡上した一行だったが、途中で巌剛新道へ行くルートが見つからない。リーダー方の協議の結果、入り口を行き過ぎている、という結論に至り、一人だったら絶対行かない!と自信を持って言える急斜面をそろそろと戻り、上へ向かって斜面に張り付くようにして登ると、「第一見晴」発見。無事の到着を喜び合い、休憩を取った後は、巌剛新道を下って行く。生い茂る樹木で日が当たらず水も流れる道は、苔と水でツルツルの急坂が続く、たいへんイヤラシイ道であった。登りの戒めを真摯に受け止め、注意していたにも関わらず、滑ってまたコケた。我ながら情けない思いを抱えながら、でも下る。一層注意をしながら。
 おかげで新道を抜けるまで、それ以上はコケずに済んだ。バンザイ!そしてマチガ沢の看板を背に、もう一度集合写真。行きと帰りとで、みんなの表情に違いは有っただろうか。無事に下山した喜びで、一層の笑顔だったかも知れない。
 初めての谷川岳。たいへん楽しくワクワクして過ごせた山行となった。この一登は、鮮烈に記憶に刻まれたと思う。大自然の雄大さも厳しさ、荘厳さを垣間見た一日だった。初めてのB級山行は感慨深いものとなった。

投 稿 者 脇 清美

写真撮影者 S、 Y、  K、  

大岩も越える(Y)
滝を越える(K)
これから滑滝(K)
沢から離れる(後方に大滝が見える(S)
帰り着く(後方は白毛門、笠ヶ岳)(Y)
 

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