2024. 9.14~15 みずがき山荘~奥多摩駅まで縦走① B

山行名  みずがき山荘~奥多摩駅まで縦走①

山行日  9月14~15日(土~日)

リーダー 福田 明彦

参加者  11名(男性2名、女性9名)

コース
 1日目 韮崎駅=みずがき山荘-富士見平-桃太郎岩-瑞牆山-往路戻る-富士見平小屋泊
 2日目 富士見平小屋-大日岩-砂払ノ頭-金峰山-朝日岳-大弛峠=塩山駅

歩行時間 ①5時間40分 ②7時間10分(休憩含む)

コメント Fリーダーの壮大な縦走登山計画。第1回目は百名山2座登頂。奇岩の岩峰・瑞牆山と、どっしりとした山容の金峰山、異なった山を十二分に味わった山行だった。
【1日目】
 韮崎駅は、同日Yリーダーの山行メンバーも多く、おいらくの賑わい。タクシーに分乗し下車した瑞牆山荘からスタート。
 苔の美しい明るい樹林帯を40分ほど登ると、今日の宿、富士見平小屋に着いた。一人テン泊のS氏のテントに不要な荷物を置かせてもらい感謝!! 身軽になって瑞牆山へ。
 大きな桃太郎岩を過ぎると急登が待っていた。不思議な形の岩や倒木の間を、クサリやハシゴも使って登っていく。見上げていた大ヤスリ岩を横に見て下に見て…と高度を上げていくと、道はアズマシャクナゲの群生地。花の季節は素晴らしいだろうね〜、と話しているうちに、花崗岩がゴツゴツと尖った頂上に着いた。
 やった〜!雲が動き、東と南側がよく見える。金峰山の五丈岩も!明日行くからね〜!下山は、リーダーのアドバイスで登りよりかなり慎重に足を運び、無事小屋に着くことができた。
 山行中何度かYリーダーグループとすれ違い、笑顔でエールを送り合ったのも楽しかった。小屋泊メンバーの夕食はランプの下で。シカ肉とイノシシ肉のソーセージは肉の味がしっかりと分かり、まさに山小屋グルメ。テン泊S氏はフレンチのフルコースだったそう(本人談)。
 夜はヘッデンの照明の下、ベンチで山談義が弾んだ。
【2日目】
 朝まで降っていた雨が上がった!小屋泊メンバーの朝食は、ピータン粥と古代米餅くるみ味噌。台湾のエベレスト登山隊の食事で完全食なのだそう。力が湧き出る。その頃S氏は、濡れたフライシートを片付けて…ずいぶん重くなったことかと…。
 金峰山への登りもしばらくは樹林帯が続く。雨上がりだからかキノコの山。ゴゼンタチバナの赤い実やナナカマドの紅葉にも秋を感じる。クサリ場や樹林帯の繰り返しのうちに、砂払ノ頭で視界が開けた。空が青い!そして緑のハイマツと白い岩の道!まるで日本アルプスを歩いているよう。
 途中リーダーのソールが剝がれるトラブルがありましたが、応急処置後山行継続。大きな石をいくつも乗り越えながら五丈岩の下へ。見上げる岩は自然にできたとは思えない本当に不思議な形をしていた。山頂を越えると景色はなだらかな斜面になり、登ってきた道とは全く違う姿を見せてくれた。
 苔むした樹林帯を進み、最後のピーク朝日岳を越えて大弛峠へ。終わるの残念〜、の声の中、全員無事にゴールできた。(シリーズ第2回目はここ大弛峠からスタート。まだまだ続くのです…)
 そしてもちろん、希望者は下山後の温泉&泡&おいしい蛋白質を堪能した!
 たくさん歩き、たくさん話し、たくさん笑った山行だった。ご一緒してくださった皆様に感謝しかありません。ありがとうございました!

投 稿 者 tマナミ
写真撮影者 小原・高野・鈴山・安藤・萩原・福田 

1.韮崎駅に集合
2.富士見平小屋に到着
3.桃太郎岩
4.瑞牆山に向けて鎖場を登る
5.瑞牆山到着
6.夕食
7.朝食
8.金峰山に向けて出発
9.岩場をよじ登る
10.応急処置
11.五丈岩にて
12.山頂
13.気持ちの良い稜線歩き
14.朝日岳への急登はキツイ
15.本山行もこれで終了
16.山行後のおいしい食事をいただきました

行ってきました一覧に戻る