9月14〜15日  瑞牆山・諏訪山 B

山行名  瑞牆山・諏訪山 

山行日  9月14〜15日(土〜日)

リーダー 吉野 誠

参加者  21名(男性7名、女性14名)

コース  韮崎駅=瑞牆山登山口―富士見平―天鳥川―瑞牆山(往路戻る)=民宿泊=浜平登山口―湯ノ沢頭―楢原登山口=韮崎駅

歩行時間 ①6時間45分、②6時間30分(各休憩含む)

コメント 1日目:瑞牆山 3連休初日。
 みずがき山荘駐車場は満車、路肩に駐車している車で大混雑。富士見平小屋までの1時間強は、林道を急登するとカラマツやミズナラの富士見平小屋に着く。30分下って桃太郎岩に到着し昼食をとる。瑞牆山頂は狭いので、人数が多かったためここで昼食を済ませてよかった。瑞牆山頂までは、岩場、急登の一本道である。足を膝まであげたり、時には狭い岩場に体とザックが挟まれて身動きできなくなったりしながら登っていく。ようやく、そそり立つ大やすり岩が見えてくると傾斜がきつく、補助ローブやはしごのため渋滞している。山頂は、奇岩で覆われ眺望が抜群である。

 下山は、往路を戻る。富士見平小屋で、瑞牆山・金峰山縦走のFリーダがお出迎えしてくれた。みずがき自然公園からは、ニョキニョキと沢山の奇岩が聳え立つ怪峰の瑞牆山が見えた。過去に登った人たちは、「こんなに厳しい山だとは思っていなかった」と言っていた。

  2日目:諏訪山 
 2日目は、西上州最奥の訪れる人も少ない静かな山の諏訪山(日本三百名山)は、岩稜、クサリ場があるタフな山である。連日の大雨、午後から雨予報のため予定変更を考えて出発した。登りは、予定どおり浜平コース(沢コース)でいく。登山口を朝7時に出発、虎王神社の脇を下り、大神楽沢に架かる橋を渡り廃屋の前を抜けると諏訪山の標識がある。沢沿いを二俣にでたら、右の沢を取りながら対岸に渡ることを何回か渡り返す。生憎、連日の大雨で水かさがかなり増えており、沢に石を沢山投げ込んで道を作る。協力しながら、悪戦苦闘の連続だった。沢を抜けるとズルズルと滑る斜面と倒木を跨ぎながら歩く。明るく開けたらつづら折りの急登、尾根に出るとヤツウチグラ奇峰が見えた。当初は、湯ノ沢の頭から頂上を目指す予定であったが、水量の多さと雨予報もあるため、安全を考えて下山を急ぎ楢原コース(ブナコース)に変更した。登山道には、トチノミ、山栗、色とりどりのキノコがあって奥秩父の自然の豊かさに触れた。今回は、頂上には行けなかったが、忍耐と体力が要求される山だった。

投 稿 者 高橋 堅治 みどり

写真撮影者 平山 典男

富士見平小屋(下山時にFリーダのお出迎えあり)
桃太郎岩で昼食、その後出発
ロープ・鎖で岩を登る
まだ続くのか・・・
瑞牆山山頂にて
山頂から下界を覗く
瑞牆山山頂は雲に隠れて見えず
今見るとよく登れたなと・・・
無事に下山できて乾杯
沢コースに入る
丸太は滑りやすい
沢の中に石を投げ入れて
先には長い木段が
楢原コースは沢に向かって下る
更に下ると沢が滝となる
諏訪山の登山道入口
この2日間、たくさんのキノコと出会う

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