2024. 11.11 鎌倉のミニ登山・衣張山 D 2回目 

山行名  鎌倉のミニ登山・衣張山 2回目     

山行日  11月11日(月)

リーダー 藤田 幸子

参加者  15名 (男性1名 女性14名)

コース   鎌倉駅―宇都宮辻子幕府跡―若宮大路幕府跡―八幡宮―大蔵幕府跡―頼朝墓―田楽辻子の道―平成巡礼道―石切場―衣張山―浅間山―子ども自然ふれあいの森(昼食)―パノラマ台―ムジナ谷―大町奥地―釈迦堂切通(大町側)―花咲橋―八雲神社―鎌倉駅

歩行時間 5時間(参詣・昼食時間含む) 

コメント  11月中旬とは思えない陽気のなか、衣類調整に悩みながら鎌倉駅を出発した。鎌倉幕府跡を示す石碑をめぐり、鶴岡八幡宮を経て山腹にひっそり建つ源頼朝墓所を訪れた。しばし歴史散歩を楽しみつつ、坂東武者たちの栄枯盛衰に思いを馳せる。
 滑川を渡り田楽辻子の道から平成巡礼道へ入ると、ほどなく衣張山のふもとに辿り着いた。ここからの山道は、長くはないが侮れない登りになる。濡れた倒木を何本も跨ぎ、泥に足をとられながらも標高差100mほどを詰め、衣張山頂上(北峰)に立った。眼下に鎌倉市街、遠方には稲村ケ崎や江の島が見渡せる。雲の合間に丹沢方面も見える。頂上直下には鎌倉石の石切場跡、南に衣張山南峰(浅間山)が続き、変化に富んだ楽しいコースだった。昼食後は絶景スポットのパノラマ台に立ち寄り、名越切通につながる道の途中からムジナ谷に下りた。急傾斜の踏み跡うすい細道を、生い茂ったシダを跳ね除けながら下っていく。沢の対岸にはやぐら群が見え隠れして寒気を感じたが、大町奥地に着くと、明るい市民農園がひろがっていた。ここから、修復工事中の釈迦堂切通を目指して10分ほど一般道を歩く。初めて見る釈迦堂切通は圧巻のスケールだった。2026年に周辺の史跡を含めて修復工事が完成する予定とのこと。公開可能になったら、是非真っ先に訪れたい。
 今日は雨上がりの曇天が日中続いたが、解散した頃には青空が見えて爽快な一日だった。
素敵なコースを企画していただいたリーダー、参加の皆さま、ありがとうございました。

投 稿 者 奥村 千秋

写真撮影者 藤田 幸子

倒伏から14年目のイチョウ
3ヶ所の幕府跡碑を巡る
石切場跡
相模湾を眺める
昼食風景
ムジナ谷を下りる
釈迦堂切通(大町側)

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