2024.11.16~18 みずがき山荘~奥多摩駅まで縦走③ A
山行名 みずがき山荘~奥多摩駅まで縦走③ A
山行日 11月16日~18日(土~月)
リーダー 福田明彦
参加者 8名
コース
1日目 塩山駅=作場平―笠取小屋―笠取山―唐松尾山―将監小屋
2日目 将監小屋―将監小峠―禿岩―飛龍山―三ツ山―三条ダルミ―雲取山―雲取山荘
3日目 雲取山荘―雲取山―小雲取山―ブナ坂―七ッ石山―鷹ノ巣山―六ッ石山―三ノ木戸山分岐―759m―奥多摩駅
歩行時間 ①7.5時間 ②8時間 ③9時間(各日 休憩含む)
コメント 表題の3回に分けた縦走の最終回
【1日目】
塩山駅にテント泊3名、山小屋泊5名が集合。ジャンボタクシーで作場平へ。作場平から前回下った道を登り返し笠取山へ登る。笠取山は関東水源の始まりの地だ。唐松屋山を経て笹林の中踏み跡が分かり難い所もあったが、ほぼ予定通りの時間で将監小屋に到着。テント組は手際良くテントを設営し、小屋前の休憩所に集まって乾杯し談笑した。小屋泊まりは私達5人のみだった。
【2日目】
朝将監小屋テント場前には見事な雲海が広がっていた。本日の最高峰飛龍山2077mへ向かう稜線からは大菩薩嶺を、その奥には富士山を、そして右方向を見ると甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山などの山並みを、そして振り返ると昨日歩いてきた尾根を望む事が出来た。その景色に元気をもらいどんどん先に進むが、途中山道が崩落している場所や痩せ尾根に架けられた木橋がいくつもあり、怖い思いをしながら滑らないように慎重に歩く。(時折キャーという声が聞かれたが・・)
三条ダルミからは目の前に聳え立つ雲取山への急登を息を切らしながら登った。本日の宿泊地雲取山荘前でも勿論ビール、焼酎、日本酒、温かい飲み物などそれぞれ持ち寄り談笑した。因みに部屋には炬燵、羽毛の掛け布団があり寒さ知らずだった。
【3日目】
今日は奥多摩駅までのロングコース。雲取山に登り返し少雲取山、七ツ石山、鷹ノ巣山、六ツ石山と石尾根を歩く。テント組は夜露を含んだテントが重そうだが足取りは軽く、軽快なペースに感服だ!標高が下がってくると間近の紅葉が楽しませてくれる。また私達をじっと見つめる鹿の親子?にも何度か出会った。そしてほぼ予定通り14:50に奥多摩駅に辿り着いた!全員元気に歩き通す事が出来た!充実感でいっぱいだ。
私は其々の山に登ったことはありましたがそれらを繋ぐ縦走面白そう!と歩き通せるか不安もあったのですが全コースに参加させて頂きました。計7日間の歩行距離109.6km マーカーを引いた地図を眺めて大満足です。思い出深い山行になりました。
この壮大な縦走を計画し、細やかな配慮をして下さった福田リーダー、先頭を歩いて下さったサブリーダーの方々、そして励まし合って楽しく一緒に歩いて下さった皆さま、本当にありがとうございました。
投 稿 者 谷津かおり
写真撮影者 参加者全員