2024. 11.23~24 甲相国境尾根縦走 A

山行名  甲相国境尾根縦走     

山行日  11月23~24日(土~日)

リーダー 福田 明彦

参加者  18名

コース  1日目 新松田駅=箒杉BS―箒沢荘
      2日目 箒沢荘―西丹沢ビジターセンター―畦ヶ丸―城ケ尾山―菰釣山―大棚ノ頭―高指山―切通峠手前分岐―山中湖平野BS=JR御殿場駅

歩行時間 1日目0時間 2日目11時間40分(休憩含む) 

コメント おいらく入会から1年半、今回初のA級山行参加になりました。山行は夜明け前に西丹沢から出発し、富士山に向かって約11時間を歩く縦走コースです。

前日で午後に集合でゆったりとしたはじまり。西丹沢行きの午後のバスはこの時間から山に行く人はおらずガラガラ。地名にもなっている箒杉の先の箒沢荘へ到着し木の前にあった看板によるとニ千年超える杉だそうですが、巨木杉のどっしり感はなくで、なんだかたけのこの里のようなコミカルな姿のシンボルツリーでした。

お宿はほかの宿泊者もゼロ。貸切のおいらくハウスとなりました。お部屋も清潔、お布団も気持ちよく、山に行くのにこんな良い所で寝てて良いのかというくらい。ガス釜で炊いたご飯も美味しかった!贅沢な気分で19時半にはお布団にIN。西丹沢起点の山行であれば、無理に早朝に出たりせずに、こちらに前泊したり、帰りが遅くなったらこの宿に泊まるのもおすすめです!素泊まりだとさらに格安です。

当日は4時に出発。ビジターセンターの横から入る登山口から、ヘッデンの光で沢に架けられた木の橋を何度も渡り、少し渡渉したり。真っ暗で昼間より緊張感がありました。日常で夜に川原に行くなんてしませんからワクワクします。沢ゾーンを抜けて少し進む頃には空が明るくなりメインの縦走路へ。長丁場のスタートです。

しばらく登ると思ったより早く冠雪の美しい富士山が、落葉した木の枝から見えました。登山道もくっきり見えるくらいに良い天気。その後も進めば進むほどその姿は大きくなって、富士山に見守られながら、富士山を目指して進みます。いくつものピークがありますのでアップタウンを何度も繰り返しますが、Hさんの神ペース配分のおかげで登りもさほど苦しくなく、下りも膝が痛くなることなく、ずっと良い調子で歩き続けることができました。たまに現れる紅葉や落ち葉でフカフカの道をひたすら進み、ラストの高指山を越え、最後は秋の柔らかい日差しで照らされたススキの向こうに、山中湖の湖面と街が見えて、ウルっとしてしまいました。

登山道自体は整備されているので歩くこと自体は難しくない分、何時間も黙々と歩くことで、純粋に山を歩くことに静かに集中できる素晴らしいルートでした。

私にはちょっと背伸びをした山行でしたが参加して本当に良かったです。

投 稿 者 Y.K

写真撮影者 参加者全員

1.本日の宿
2.翌日朝4時出発
3.暗闇の中での渡渉
4.畦ヶ丸山頂

5.富士山に向かって歩く 
6.紅葉もちらほら
7.大界木山
8.城ヶ尾山
9.富士山も綺麗
10.菰釣山
11.菰釣山山頂にて
12高指山
13.全員元気に歩きました
14.今回のルート

行ってきました一覧に戻る