2024. 12.09 錦秋の鎌倉・六国見山と散在ガ池 D 2回目
山行名 錦秋の鎌倉・六国見山と散在ガ池
山行日 12月9日(月)
リーダー 藤田 幸子
参加者 21名(男性4名 女性17名)
コース 大船駅―鎌倉街道中の道―離山富士見地蔵尊―常楽寺・木曽塚―多聞院―高野切通―長窪切通― 高野台―六国見山―散在ガ池―称名寺―今泉不動バス停=大船駅
歩行時間 5時間(参詣・昼食時間含む)
コメント 今回は、大船駅を出発し、鎌倉街道「中の道」からスタートした。
12月とは思えないほど暖かく晴れた陽射しの中、常楽寺と多聞院に参詣し、高野と長窪の二ヶ所の切通を探索する。鎌倉七切通より古い時代に、鎌倉の町なかを通らずに大船から六国見山を越えて、六浦金澤方面へ抜ける古道の入口だったと伝わるそうだ。
六国見山は、山頂から相模、武蔵、伊豆、上総、下総、安房の六つの国が望めることから名づけられた山だ。
この日も鎌倉市内や相模湾、そして素晴らしい富士山の眺望を楽しむことができた。
午後は、散在ガ池森林公園へ向かう。三つある散策路の二つは閉鎖されていて、健脚者向きの「馬の背の小径」を通る。鎌倉湖では、紅葉が澄んだ湖面に映り込み、想像以上にゆったりと落ち着いた気持ちになった。桜が咲く頃、再訪したいと思った。
最後に向かったのは、境内に、空海ゆかりの陰陽の滝(男滝・女滝)が流れ、不動明王をまつる今泉不動(称名寺)。全員が不動堂への苔が混じる長く急な石段を登り、大日如来と三十六童子像にも合掌した。帰りは、山門に立つ鼻高地蔵「六地蔵」に見送られ、元気に帰路についた。
鎌倉を知り尽くしたリーダーの企画は、鎌倉の歴史に深く触れ、鎌倉観光とは違う楽しみとワクワク感を与えてくれる。これからも素敵な鎌倉山行を楽しみにしています。
投 稿 者 趙 梨花
写真撮影者 藤田 幸子