2024. 12.06 加治丘陵 E

山行名  加治丘陵       

山行日  12月6日(金)

リーダー 柏木 哲彦  (忘年会幹事 村松 みさを)

参加者  27名 (忘年会スタッフ 10名)

歩行時間 2.5時間

コメント 毎年恒例だった加治丘陵の忘年山行が再開された。11年前から続いていたのだがコロナ禍があって中断されていたためだ。山行の後に行われる忘年会がセットなので参加者は楽しみにしている。忘年会は、場所、料理をスタッフが用意してくれる手作りの忘年会である。
 さて、仏子駅にスタッフ(忘年会担当)10名、山行組26名が集まった。しかしもう1名が10分遅れて着くとの連絡あり、杖をついてHさんが到着。リーダーが笑顔で迎えていた。Hさんは足が不自由なのを見て、手をつないで歩行を補助してあげる女性が現われた。その後山行中ずっとふたりで手をつなぐ様子は、なんともほほえましかった。
 加治丘陵は飯能市と入間市に挟まれた丘陵で一番高い桜山展望台でも189Mである。近隣の人達の散歩みち。展望台までの予定が忘年会の開始時間を大幅に超えそうなため山仕事広場で引き返すことになった。仏子駅で山行としては解散し全員で忘年会場へ向かった。
 会場は駅近くの神社の会館。テーブル、調理器具が揃っていて材料持ち込みで宴会ができる。テーブルを並べ、ビール、酒を購入し、そして女性陣が奮闘していろいろ料理を準備していただいた。唐揚げ、豚汁、春巻きなど。だからお礼といっしょに姉さんかぶりのSさんに「旦那さんが羨ましい」と声掛けもした。94才のSさんの挨拶、手品、弁天小僧のセリフなどの余興も出て盛り上がった忘年会となった。
 杖をついて少し歩いてそれでも「山岳会」かよ、と言われる方もいると思う。そう思う60代の人たちも10年後には年齢や病気で衰えがくる。前述のHさんも岩トレ中に脳梗塞をおこし、今懸命にリハビリ中だ。今度の参加者の中には、かつて、ツエルトで山中どこでも寝てしまうと言われた野人もいる。みな衰えてくるのである。山に行けなくなったらどうするか。家に籠ってしまうだろう。いまは無縁社会、孤立社会といわれる。そこにおいらくの繋がりがある。軽く歩き以前登った山の話などをするのが「E山行」である。

投 稿 者 澤田 洋志

写真撮影者 小尾 令子  村松 みさを

1.紅葉の中を散策
2.山仕事の広場
3.ふれあいの森
4.松本劇場・手品 失敗も楽しい!

5.美味しかった!楽しかった!  
6.恒例 上原さんの締め
 
7.会館前のイチョウ また来年ね!

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