2024. 12.24 塔の山 D

山行名  塔の山   

山行日  12月24日(火)

リーダー 吉野 誠

参加者  20名(男性6名、女性14名)

歩行時間 実働3時間30分

コメント クリスマスの朝、日々多神社に参拝して塔の山に向かう。丹沢の麓、標高203mの塔の山は一帯が緑地公園である。しばらく行くと展望台があって、視力の良い人には遠くスカイツリーや房総半島まで見渡せるようだ。その先も快適な登山道で、山頂を難なく通過し早めの昼食をとる。
 ここから先、しばらくは静かな山歩きが続いたが、いつの間にか訳の分からない道に入る。崖沿いの崩れた道をおそるおそる通り、ここが緑地公園?といぶかしくなるような樹林のトンネルを進み、ミカン畑らしき脇道を抜けると、辺りが急に開けて塔の山の西側入口に出た。目の前には国道246号が走る。この道が結界のように北の緑地と南の市街地を分けている。
 246号を渡り、坪ノ内の住宅地を右に左に歩き、なぜか目的地と反対の西に向かう。その先にあるのが矢倉沢往還道。国道246と並行して走る古道で、冬枯れの道にはススキが風情を添え、夜泣石、古い墓石や馬頭観世音が片側に整理され並べられている。古道歩きを味わっていたら、最後にかなりの急登が待っていた。
 登り切ったところに鉄塔があり、吾妻山へ向かう道に突き当たる。ここから東に歩き慣れた道を安心して進むと、最後の最後に、鶴巻温泉駅へ近道をしようということになり、積もった枯れ葉で足元が全く見えない急坂を下った。
 振り返れば、静かな山歩きと意外性の連続だった。しかもD山行で。こんな楽しい経験は日常なかなかできるものではない。登山の素人が個人では行けない山道を計画し、引っ張ってくれるリーダーに感謝する。

投 稿 者 中澤 正子 

写真撮影者 中澤 正子  平山 典男

ムクロジの実
(種は羽根つきの羽根の黒い玉と教わる)

塔の山山頂にて
集合写真のバックは大山
塔の山の森の道 ここで昼食

矢倉沢往還道 夜泣石と墓石・馬頭観世音

矢倉沢往還道を歩く

矢倉沢往還道を歩く

吾妻山から鶴巻温泉に向けての近道に入る

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