2025. 2.08 日連アルプス D
山行名 日連アルプス
山行日 2月8日(土)
リーダー 村松 みさを
参加者 51名(女性40名、男性11名)
コース JR藤野駅 → 金剛山 → 峰山 → 八坂山 → 杉峠 → 日連山 → 宝山 → 日連神社 → 藤野駅
歩行時間 5時間16分 (休憩を含む)
コメント 神奈川県相模原市緑区藤野地区は、同市のホームページに、「都心から約1時間の距離にありながら、四方を山々に囲まれ豊かな河川が貫流する森と水と湖の地域です。 中央部に相模湖、北部には陣馬山を擁し、休日には四季折々の風情を求めて訪れる多くのハイカーで賑わいます」と紹介されている。
その同市の南部に、日連(ひづれ)アルプスがある。 同アルプスには、日連と言う集落の守り神の金剛山神社がある金剛山(419m)、峯山(423m)、八坂山(420m)、日連山(374m)、宝山(374m)と続く山々を、登山愛好家が「日連アルプス」と命名したとのこと。 標高400m前後の低山を中心とする山並みですが、JR藤野駅から歩いて行って、歩いて帰れる。 また、登り始めには少しの急登があるが、尾根伝いに歩くことができ、それほどの負担がなく、峯山の山頂をはじめ、要所に見晴らしの良いポイントがある等で、地元では人気の里山ハイキングコースとなっている。
本日は、広く晴れた登山日和でしたが、今シーズン最強で最長の寒波が続くなか、朝の冷え込みが手足に染みる寒さの一日であったが、東は久喜市や我孫子市、西は茅ヶ崎市から参加された方々を含めて、JR中央本線藤野駅に集合。 同駅前で、ケガや事故防止の為に、リーダーの発声で第一体操を全員で行い、体を充分にストレッチして、3班に分かれて出発。 日連アルプスの5つの山を、ほぼ予定のコースタイムで縦走して、藤野駅に戻り解散しました。
金剛山は、藤野駅から約30分余り歩いた所に登山口があり、少し登った所から山頂までは急登があるが、本日はリーダーとSLのKさんが、登山道の3ヶ所にロープを張ってサポートして頂き、全員無事に登頂。 その後、本日の縦走路の中で最大の展望ポイントがある峯山へ移動して、山のたもとを流れる相模川と中央自動車道の先に見える人気の扇山、権現山、生藤山、陣馬山等の展望が見える素晴らしい所で、展望を満喫。
そして、しばらくアップダウンを繰り返して日連山に到着。 明るい山頂だが展望はない場所で昼食後、尾根を下り急坂を登り返して宝山に到着。 ここも樹林に囲まれて展望はないが、「宝の山」に立ったことで満足して、尾根を東にひたすら下って行く。 やがてロープがある急斜面と岩場の急降下になり、コースの最大の難所で滑りやすいので、ここでもリーダーとSLのKさんがロープを張ってサポートして頂いた。 悪場を過ぎると日連側の登山口がある車道に下山。
車道に出ると、リーダーから本日予定にしていた「おおだ小径ハイキングコース」は、下見の結果、展望も良くないために、取り止めの説明を受けて、その後、日連神社に立ち寄り、藤野駅まで往路を戻った。
本日のコースは、神奈川県の登山ガイドブックにも紹介記事が少なく、正直なところ参加する前には、さほど期待はしていなかったのですが、低山ながら中央線沿線の人気の山々が展望できる素晴らしいスポットも複数あり、ハイカーを飽きさせない縦走路となっていた。
また、本日は予想外に単独や複数人でのハイカーともたくさん擦れ違い、地元では人気の里山ハイキングコースで、春の新緑の時期や秋の紅葉時期が楽しみなコースの一つであると思った。
最後に、本山行の為に、事前にコース状況の下見をして、確認をして頂いたリーダーとSL方々に、御礼と心より感謝申し上げます。
投 稿 者 K.W
写真撮影者 K.W、M.M