2025.3.15 沼津アルプス全山縦走 B

山行名  沼津アルプス全山縦走  

山行日  3月15日(土)

リーダー 牛山 誠

参加者  27名(男性5名、女性22名)

コース  沼津駅=黒瀬-香貫山-横山-徳倉山―志下山―小鷲頭山―鷲頭山―太平山―大嵐山―茶臼山―原木駅=三島駅

歩行時間 9時間(休憩含む)

コメント 花粉症のわたしにとってこの時期の登山は辛い。しかし、夏山登山の体力づくりに最適との事でかく言う私も参加した。
スタート時間を分け2チームを編成しそれぞれ行動し、奥沼津(太平山あたり)で合流する計画。
私は集合時間が早いAチームでスタート。
登山口から香貫山まで150m一気に登る、展望台からは春霞の富士山を臨めた。冬の凛々しい富士山もいいが、春霞の中の雄大な富士山もいい。ここから登ってきた分だけ一気に下る。太平山まではこの繰り返しだ。そんな短調な繰り返しの中、志下山あたりで穏やかな駿河湾が現れ、春の海の穏やかな情景に癒される。途中「キラキラ展望台」なるものがあり、晴れた日はキラキラと水面が輝く駿河湾を臨めるのだろうなと想像しほっこり。
太平山でBチームと合流し、全員で挨拶を交わし奥沼津へ入る。
このあたりから雨も降り出してきた。不安定な長い梯子、巨岩、ロープ、片側切れ落ちた細いトラバースとアスレチック要素満載に加え、降り出した雨により、粘土質な道や木の根っ子もすべりやすくなり登山レベルも益々あがった。そんなコースを2時間黙々と登り下り登山口へ。下山した時、全山縦走した満足感からかなぜか万歳がでた。
今回、先頭をリードしてくださった2人のサブ、2人のサブをフォローしてくださったサブ、後ろを守ってくださった先輩サブ、そして2つのチームをリードしてくださったリーダー、ありがとうございました。

新米サブ3名の投稿
甲(Aチーム)
先日の幹事交流会で習った歩き方を実践してみると、大きい筋肉を使って歩くので、疲労度が減る。悩まされていたひざ痛にもならなかった。技術を習得出来るのはありがたい。
天気予報通りで、午前中曇り空の中、富士山がよく見え、桜も見られた。なんといっても海が見えるのが良い。今回は低山を幾つもの超える縦走道。歩き易い道から、岩稜と梯子、ロープのアスレチックコースを経て、破線ルート道へ。疲れてくる頃に岩稜帯で気が引き締まり、雨の滑る下りに苦労する。まだ自分にゆとりが無いので、正しい道を見極めるのに精一杯。登りのペース配分と、危険個所注意喚起までは至らず。きっと後続の参加者は不安だったことでしょう。自分の不安さが漏れているのがいけない。
寒い雨の中、悪路を歩ききった達成感は格別。悪路で、習った歩き方がやはり役立つ。
未熟ながら、サブを満喫させていただきました。
乙(Aチーム)
毎回「余裕がない」の一言。自分の歩きに必死で。「ダメだった~」一人反省会。今回の事も踏まえて次回に繋げていけたら。課題は多い。(悩)
沼津アルプス、チョット大変だけれどアドベンチャーワールドみたいで楽しい。
急登、急降下、雨など歩き方を体感。先頭歩きに緊張していたら優しいお声がけをいただいたりしてうれしかったです。
丙(Bチーム)
 計画より少し早いペースで歩き、リーダーより鷲津山で、少し前にAチームが出発したと聞いてみんなが盛り上がった矢先、最後のトップの私が痛恨の道間違い。つりそうな足で、何事もなかったように黙々と15分、急登を登り返す方の後ろを歩きながら、こころが熱くなるのを感じた。トップを歩かせていただきながら、自分の未熟さ・甘さを痛感する山行でした。

投 稿 者 下田(Aチーム参加者)、甲乙丙
写真撮影者 牛山 鈴山

1.雄大な香貫山からの富士山
2.変化に富んだコース
3.Aチーム昼食 ここからの眺め良かった!
4.一時の安らぎ
5.太平山 合流出来てみんなうれしそう
6.雨の中の梯子すべりやすいがみんな難なく通過
7.雨の中 大嵐山にて
8.滑る下りも終え、大満足の山行でした

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