2025. 3. 22~23 谷川岳西黒尾根 A

山行名  谷川岳西黒尾根 

山行日  3月22~23日(土~日)

リーダー 佐野 久志

参加者  7名(男性4名 女性3名)

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1日目 今年は、かつてない雪の多い年との事。(積雪488㎝)

除雪された車道は、背丈を超える雪の回廊を通り登山口へ、ハーネス・アイゼン・ワカンを装着し鉄塔を目指しスタート。

雪質は柔らかめのザクザク雪とても重たいです。気温が高い為、水滴がキラキラ光りとても綺麗です。歩行は、ズボズボと膝位までハマリ足が抜けない、ポールを抜くのも一苦労。

トレースの無い所を一人20歩間隔でトップ交代しながら進む訳が、とても気持が良く30歩、40歩と、すると後方から「人の楽しみを取るな」と声が掛かります。

鉄塔付近で、雪上ロープワーク・雪面での支点の取り方等の実演、解説。実際に支点に負荷を掛け各自強度の体験し下山。下りは、ヒップソリで無事下山。

2日目の予報は、「てんきとくらす」で登山指数C・山頂0℃・風18m~20mの強風・雨かみぞれ・雪崩危険度1。好条件でない中、予定通り5時出発で登山口に向かいます。

現状確認し総合判断で、西黒尾根ルートを断念し、ロープウェイで天神平駅まで行き、熊穴沢避難小屋へ向かう事に、ロープウェイの時間までアイゼン・ワカン歩行の練習。

天神平駅からは、他の登山者も多くトレースはしっかりしています。風は強くとても寒く、時折吹く突風で体が飛ばされそうです。

山頂・西黒尾根方面は、雲に覆われガスガスで真白。熊穴沢避難小屋でランチ、この先の急登の途中から雲の中、他の登山者は、続々と雲の中に突入する中、リーダーより「残念ながら今回はここまで」と判断、下山。何時か快晴の西黒尾根に登って見たいと思います。

投 稿 者 新藤 久夫

写真撮影者 佐野・厚見・長岡

出発前(佐)
雪の支点はこんな形(長)
22日西黒尾根約990m(佐)
熊穴沢避難小屋(厚)
天神平へ下る途中(長)

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