2025.4.19 小草平ノ沢(沢初級)C

山行名  小草平ノ沢(沢初級)

山行日  4月19日(土)

リーダー 山田 義正

参加者  8名(男性3名、女性5名)

コース  渋沢駅=大倉バス停−西山林道−二俣(入渓点)−下流部連瀑帯−中流部ゴルジュ帯−4mCS滝−奥二俣−大倉尾根−大倉バス停=渋沢駅

歩行時間 8.5時間(休憩含む)

コメント 今年の初回の沢山行です。まだ桜も咲く中の夏日で、暑すぎず最高の沢日和。薄い黄緑の若々しい木々を見上げながら静かな丹沢を満喫いたしました。今年は4月に会で沢説明会とリード講習(ロープとカラビナを使って樹林帯を安全確保しながら通過する練習)もあり、よいステップで準備ができました。
渋沢駅から大倉行のバスは行列にもなっておらず、幸先の良いスタート。入渓地点の二俣を過ぎた所で小さな渡渉をし、開けた場所で装備を沢用に交換します。
歩き始めるとほどなくして崩れた堰堤が登場。ロープを頼りに通過します。登山道ではないので、足元は山のそのままの地面で崩れやすく、厚く枯れ葉や倒木に覆われて下が予想しづらく、普段とは違った歩き方になります。
勘七ノ沢との分岐を過ぎると小草平ノ沢のルートが始まります。ロープであって滑落しなくても滑ると痛い・怖いので慎重に順番に岩の壁を登っていきます。楽しい!
去年はついていくだけでいっぱいで余裕もなかったのですが、今年は遡行図(沢登り用の地図)を見ながら歩く余裕も出てさらに楽しくなってきました。沢経験の豊富なKさんから通常の地図に水線を書いたものを見せていただき、遡行図と併せてみることでより山の中のどこに自分がいるかなどを感じることができて、とても勉強になりました。
途中、遡行図に“右岸”を登るとあるのにリーダーさんが左側を登っている。右に水流があるのに“左岸”あるのはなぜ?と混乱。川の岸は左右が逆になるとAサブに教えていただきました。つまり山を背に、海に向かって立った位置が基準。そこから見て右側が「右岸」、左側が「左岸」になるということです。(常識?)

途中でロープを張っての高巻きポイントがあり、今までのリード講習での練習が現場で活かせたことに感動。


今回の参加者の中には昨年同じこの沢に参加した経験者もいて、登れなかった滝や滑った箇所などに再挑戦する回になり、みな無事にリベンジを果たして自分の成長を感じられる山行になりました。

投 稿 者 YK
写真撮影者 参加者の皆様

1.沢装備の装着
2.堰堤越え
3.いつもお世話になります
4.どんどん登りましょう
5.初級山行でもこの滝
6.危険箇所も通過して
のんびり時間
7.CS(チョックストーン)って
テンションあがります
8.見晴茶屋で休憩してたら、小屋番さんに「おいらくですか?」と声をかけられてびっくり。なぜ分かったの!?
(90歳コーヒー無料なので90歳まで頑張りましょう)

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