2025.4.12 権現山~弘法山(山ごはん) C
山行名 権現山~弘法山(山ごはん) C
山行日 4月12日(土)
リーダー 楯 恒雄
参加者 5名(男性2名、女性3名)
コース 秦野駅-登山口-浅間山-権現山-弘法山-吾妻山-鶴巻温泉駅
歩行時間 5時間(休憩含む)
コメント 今回、急遽「バーナーを使わないで調理」という条件が付いた。リーダーは、3月の丹沢二ノ塔の山火事跡(火元は登山者のアルコールバーナー)を見て、不注意が取り返しのつかない状況を招くリスクを理解し山で火器を使う私達の責任を再認識しようと、内容を変更したそうだ。
今年は山火事のニュースが多く、大船渡の大規模な山火事は心痛めた出来事だった。火を使えない時もあるし、火を使わずに美味しい昼食を作るには?と食材を選び準備した。
当日、全員が集合時刻前に揃ったので「弘法の清水」へ寄り道した。地元の人が水を汲みに来ている。リーダーもアルファ米の袋に水を入れ、山ごはん準備がスタートした。
水無川の川岸を通って権現山登山口へ歩く途中も同じ方向へ歩くハイカーが目に付く。みんな花見のラストチャンスに期待している。登山口から浅間山への道も人が途絶えず、到着した浅間山では、いくつものグループが休憩中だった。目的地の権現山は大混雑で調理場所がないのでは?と心配しながら登っていくと、予想通り、権現山には平日とは思えない大勢の花見客がいた。展望台で景色を楽しんでいる間にリーダーが少し離れたテーブルを確保、流石です。
リーダーから今回の趣旨の説明を受けた後、お湯入れるだけのごはんやシチュー、具沢山のサンドイッチ、皿に盛るだけのサラダなどがあっという間に出できあがった。それぞれが持ち寄ったアルファ米やフリーズドライ食品は美味しく(企業努力バンザイ)、もっと積極的に活用できそうだ。もちろんバーナーでの調理も楽しいので、これからはもっと注意して使おうと強く思った。
昼食後は、花見で賑わう弘法山や吾妻山を通ってゴールの鶴巻温泉駅までのんびり歩いた。弘法山公園は約1400本の桜があるそうで、ソメイヨシノは散り始めていたが八重桜や他の種類のサクラはまだ満開、道端にはタチツボスミレ、シャガ、ニリンソウ、ハナニラ、ナノハナ、ヤマブキ、ツツジなども咲き、春を満喫した山歩だった。
リーダーは、花見で混雑する時期を外して「山ごはん」山行を企画したそうだ。火を使う責任を考えるよい機会になっただけでなく、想定外の「お花見ピクニック」となり、春の一日を楽しく過ごすことができた。ありがとうございました。
投 稿 者 KS
写真撮影者 参加者