2025.7.12 今倉山~道志二十六夜山 C
山行名 今倉山~道志二十六夜山 C
山行日 7月12日(土)
リーダー 鈴木 武夫
参加者 20名(女性11名 男性9名)
コース 都留市駅 ⇒ 道坂隧道 → 道坂峠 → 今倉山 → 御座入山 → 赤岩 → 中ノ沢ノ頭 → 二十六夜山 → 仙人水 → 芭蕉月待ちの湯 ⇒ 都留市駅
歩行時間 5時間18分(休憩含む)
コメント 山梨県東部の中心地として古くから栄えた都留市に、日本トレッキング協会の認定トレイルコースが2つある。
一つが都留アルプスで、もう一つが、今倉山・赤岩・二十六夜山の縦走コース。
今倉山(1470m)は、山梨百名山の一つであり、二十六夜山(1297m)は、新・花の百名山(田中澄江著)に選定された山の一つで、春に淡い紫白色の綺麗なエイザンスミレが咲く山としても有名な山です。
そして、この二つの名山に挟まれた赤岩(1410m)は、山頂から360度の大パノラマの絶景が見られることでも有名で、条件が整った日には、東京タワーも見ることが出来るそうです。
さて、本日は、その絶景を見る事ができるか、大いに期待して参加して来ました。
本日は、小笠原諸島にできた熱帯低気圧の影響もあり、太平洋からの湿った空気の影響を受けて朝から曇り空でしたが、午後からのお天気回復を祈念して、富士急都留市駅に集合。
その後、定期路線バスに乗り、道坂隧道(どうさかずいどう)バス停で下車後、2班に分かれて登山を開始した。
登山口から今倉山までは標高差約400mの中、白いガスが立ち込め徐々に傾斜がきつくなるカラマツ林の樹林帯を、汗をダクダクかきながら登ること約1時間で山頂に到達。
山頂は、本日のコースの最高峰だが、木立に囲まれて展望は無し。
小休憩の後、道標に従って西の方向に白いガスが立ち込める稜線を、CLをトップに進むと御座入山(ごぜいりやま)と記された小ピークを経由して、多少のアップダウンを繰り返しながら、広い尾根をひと登りするとブナやミズナラの樹相がすばらしい樹林帯を経由して、ようやく赤岩(あかいわ)に到着。
本日の赤岩からの展望は、360度見渡す限り白いガスに囲まれ全く眺望は無し。
晴れて条件が良ければ、南アルプス、北アルプス、大菩薩、中央線沿線の山々や、特に御正体山を前景にした富士山が展望できる最強の構図を展望できるはずであったが、本日は、山頂に設置された方位版の案内図を確認して、頭の中で絶景を確認後、次回のリベンジ登山での絶景を期待して前進。
(次回のリベンジ登山の参考として、2020年12月に赤岩から撮影した写真を、下記にアップしておきます。)
その後、稜線の途中で昼食休憩後、少しのアップダウンを繰り返しながら二十六夜山の山頂に到達。
午後からの天候回復を期待していたが、本日は、朝からの厚い曇り空が一日続き、期待していた二十六夜山からの富士山の眺望も全く見えず残念。
山頂で集合写真の撮影後、北にのびる尾根道を下り、広葉樹の急な下りとジグザクが続く下りが終わると仙人水(せんにんすい)に到着。
清水が大岩から湧き出し、水量も豊富で、各自で洗顔をしたり、水温を確認して下って行くと、かれ沢に架かった丸太橋を3度渡って林道まで下山。
林道と杉林の農道を抜けると、芭蕉月待ちの湯に到着して、誰一人も遅れることもケガもなく全員無事に、標準コースタイムよりも少し早く下山する事ができました。
本日のコースは、路線バスが4~7月と9~12月15日の季節運行で、土日祝日しか運行されていないが、道標や登山道は良く整備されており、大きな倒木は一本もないコースで、春のお花のシーズンや紅葉の季節には、多くのハイカーが訪れる人気のコースである事が良く分かった。
最後に、本日、企画をしてバス会社に事前連絡や小型のコミュニティーバスから中型バスに変更する手配等をして頂いたリーダーや、安全登山に努めて頂いたSLの皆様に、心より感謝申し上げます。
投 稿 者 K・W
写真撮影者 Sミホ K・W