2025.7.18~20 カムイエクウチカウシ山 A

山行名  カムイエクウチカウシ山 A

山行日  7月18日(金)~20日(日)

リーダー 牛山 誠

参加者  5名(男性2名 女性3名)

コース  (1日目)帯広空港=幌尻ゲートー八ノ沢出合(泊)
(2日目)泊ー幌尻ゲート=札内川園地キャンプ場(泊)
(3日目)泊=帯広空港

歩行時間  ①4時間位  ②8時間位  ③0時間

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(1日目)帯広空港に降り立ち、途中でガス缶や熊スプレーを購入。天気予報が今一つのため八ノ沢出合でテント泊での停滞に備えて3日分の食料を準備して幌尻ゲートに車を駐車して歩きはじめた。繰り返す渡渉も膝下の水位で楽々と渡る。雨が降らず翌日の登頂を希望を持って就寝した。(2日目)朝起きると小雨ながら夜通し降り続いた影響で川が増水。翌日天気が好転する予報もあったが、減水せずにさらに増水する可能性を考えて停滞せずに即時撤退を決定した。濡れたテントは重い。危険な渡渉は避けて慎重に高巻きを繰り返す。時間はかかったが無事に下山することができた。L、SLの的確な判断に感謝したい。来年リベンジよろしくお願いします。(J・F)

カムイエクウチカウシ山、憧れていた山だった。日本ニ百名山最難関とも言われる一座である。会山行で企画されたので勇んで申し込んでみたけれど、ヒグマやエキノコックス対策に加え渡渉の難しさ。いずれも想像を超えるものだった。登頂は果たせなかったけれど、本当にいろいろな勉強をさせてもらいました。最後に一言。ヒグマの影に怯え、雨の中重いテントを背負い、数え切れない渡渉に絶えることのない虫の攻撃。ツライことばかりだったけれど、みんなと一緒に楽しく過ごせたことが一番の思い出になっています。これだからおいらくの山行はやめられない。ありがとー!(鈴山修英)

北海道の難関200名山でテント泊するという初めて尽くしの山行。トイレや水場が完備されたキャンプ場ではない。どこにテントを張れば快適かという場所探しからスタートした。あいにくの天候で、カムエクアタックは途中で中止となった。雨水による沢の増水で下山するのも一苦労。なるべく渡渉を避け、高巻きしていくルートを探す。リーダー任せではなく、一人一人が当事者意識を持ってベストコースを選択しながら下山した。様ざまな経験値が上がった。これらを今後の山行にも活かしていきたい。リーダーやサブリーダーはもちろん、全ての参加者に心からの感謝を伝えたい。(田中久留美)

水場も無い渡渉が続く未踏の山で不安と期待の入り混ざった山行でしたがリーダーの事前の周到な情報と現場でのルートファインディング、サブ・メンバーの皆様のお声がけによりテント場まで到達。自分自身の反省は多々残りましたが高巻きや懸垂下降の実地は大変勉強になり今後の山行において大変貴重な経験をさせて頂きました。下山後の緊張感が解けた後は和気藹々で過ごさせて頂き諸先輩方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。(菅恭代)

投 稿 者 参加者の皆さん
写真撮影者 参加者の皆さん

①さぁ出発
②渡渉開始
③繰り返す渡渉に慣れてきたぞ
④珍しいキノコにテンションがあがる
⑤深い渡渉も難なく通過
⑥翌朝のテント場
⑦カムイエクウチカウシ山へ
向けて出発するも・・・
⑧沢の増水ぶりを見て「撤退だ」と
潔く判断
⑨高巻きの繰り返し
アップダウンきっつい
⑩渡渉終わりっ!!
⑪札内川ヒュッテ
⑫濡れた荷物をすべて乾かす

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