2025.8.4-5 釜ノ沢東俣 B
山行名 釜ノ沢東俣
山行日 8月4日~5日(月~火)
リーダー 井阪 和夫
参加者 6名(男性2名 女性4名)
コース
塩山駅=西沢渓谷入口ー西沢渓谷駐車場ー山ノ神ー釜ノ沢出合ー両門ノ滝ータープ泊ー木賊沢出合ー甲武信小屋ー西沢渓谷入口=塩山駅
歩行時間 ①6.5時間 ②10時間 (休憩含む)
コメント
Mサブリーダー以外のメンバーが全員初の釜ノ沢。電車移動での出発だったので時間的にとてもタイト。テン場まで明るいうちに着きたい為に、沢3回目、沢泊2回目の初心者私含め、事前に荷物軽量化指令も出て緊張感溢れていました。でもMサブリーダーの「今日は感動の景色を見せてあげるよ」とのお言葉でテンションあげあげで歩き始めました。入渓地点で準備して、早速水の中へ。酷暑の毎日、冷たい水が足に気持ち良く、夏には沢が最高です。
まず現れたのが魚止ノ滝。早速の景観に歓声が上がります。奥の滝から流れ出るホラ貝での水の美しさ!高巻きをしたところの山ノ神様に無事をお願いして、しばらくゴーロ。その間にも乙女の滝、東のナメ滝などナメ滝が次々現れ、沢の合流もいくつもあり、もう名前は覚えきれない・・・高さ、水量、ぞれぞれ違い、ナメから流れ落ちる水が日の光にキラキラ輝き美しい姿を魅せてくれます。そして千畳のナメ!広いナメの上を、まるで水上散歩。気持ちいい〜!「まだまだ。最高な景色はこれから現れるよ」とMサブリーダー。いくつか滝を超え、巻き、現れましたる本日のメイン、両門の滝!圧巻です!そこでテントを張る1人の青年。名古屋から来たという、この2日間で沢で会ったただ1人の人に写真を撮ってもらい、しばし団らん、しばし休憩、元気回復。時間も限られる中、予定のテン場まで頑張りましょう。そこからまたマヨイ沢との合流、ヤゲンの滝を高巻き・・・先を行くMサブリーダーが待っててくれたところが今日のタープ泊地。予定よりも少し下流との事でしたが、タープ2張りでも十分な広さもあり、沢からの距離も丁度いい。早速薪を集め、焚き火を囲んで、好みのお酒とおつまみで癒しの時間の始まりです。沢に泊まらなくては味わえない、沢の流れる音と木々の間に見える月、都会で見るより断然近い星の光。ゆったりと時間が流れ、みんなで山の話で焚き火を囲む時間、そのために今日頑張って沢を登って来たと言っても過言ではありません。名残惜しいですが、明日も長時間歩き。焚き火の火が落ちる頃には寝袋に潜り込みお休みなさいです。自然の風の涼しさで快適睡眠をとり、翌日は6時出発。しばらくゴツゴツ岩の河原歩き。だんだん傾斜がキツくなり、ナメ滝歩き有り高巻き有りでようやく沢最終地点のポンプ小屋に到着です。湧き水がふんだんに流れ出ていて、これがまた冷たくて美味しい〜。今までの疲れが吹き飛び、生き返った瞬間でした。そこからもうひと踏ん張りで甲武信小屋へ詰め上がり、荷物を置いて空身で甲武信岳山頂へ。ゴツゴツ岩の山頂からは富士山も見え景観バッチリです!そこでひと息ついて、戸渡尾根、徳ちゃん新道で下山しました。沢初心者の私は何回も先輩方に助けて頂き、アドバイスをもらい、貴重な経験を積むことが出来ました。怪我なく無事に下山出来たことが何よりでした。Iリーダー、Mサブリーダー、強力女子チームの皆様、本当にありがとうございました。
投 稿 者 M・K
写真撮影者 メンバー全員