山行名　　皇室・大名ゆかりの名園、池田山公園から自然教育園まで　E

山行日　　12月３日（水）

リーダー　北澤　秀三

参加者　　12名（男性2名　女性10名）

コース　　五反田駅 ～ 五反田公園 ～ ねむの木の庭 ～ 池田山公園 ～ 大崎八ケ寺 ～ 国立科学博物館付属自然教育園 ～ 目黒駅

歩行時間　4.5時間 （休憩含む）　

コメント　寒波到来が報じられるなか、五反田駅から都内有数の高級住宅街に向かう。石畳の坂道を上りつめると、上皇后陛下のご実家（正田邸）跡地に開園した小振りな公園「ねむの木の庭」が現れた。シンボルツリー「ねむの木」を中心に植えられた樹木や草花は、５０種類に上るという。今日は、「プリンセスミチコ」と名付けられたオレンジ色のバラが鮮やかに咲いていた。次に訪れた「池田山公園」は、旧岡山池田藩の下屋敷跡を整備した「しながわ百景」に指定されている区立公園だ。富士山から皇居へ流れるエネルギーの通り道「龍脈」上に位置することから、都内随一のパワースポットとされる。起伏に富んだ地形を生かした「池泉回遊式」の庭園は紅葉の真っ盛り。名園をゆっくり巡りながら、錦秋の美に圧倒された。公園を出て白金台の自然教育園に向かう道中、「大崎八ケ寺」と呼ばれる寺の街を通った。八寺が連なる高台には著名人の墓所が多く、福沢諭吉永眠の地碑がある常光寺に立ち寄り見学した。本日の最終目的地「国立博物館付属自然教育園」（港区白金台）は、武蔵野を代表する四季折々の植物や鳥類を観察できる自然の宝庫だ。広さは東京ドーム4.2個分、都心に位置するにもかかわらず、「まるごと天然記念物」のタイトルがぴったり合う緑地である。紅葉が所々美しい初冬の森林に囲まれると、さながら深い山に踏み込んだ感があり癒される。師走の一日、都会の自然を愛でながら爽快な散策を満喫した。素敵なコースを設定していただきありがとうございました。

投　稿　者　奥村 千秋
写真撮影者　奥村 千秋

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