2025.12.7 多摩川②石の親水公園と映画の街 D
山行名 多摩川②石の親水公園と映画の街 D
山行日 12月7日（日）
リーダー 柏木哲彦
参加者 46名（男性8名 女性38名）
コース 西部多摩川線是政駅―是政渡しの碑―岸辺の散策路―多摩川親水公園―稲城大橋―島守神社―森の散 策路―多摩川緑地―矢野口の馬頭観音塔像―多摩川原橋―石の広場―百位観音菩薩像―多摩川第２緑地―角川大映スタジオー調布映画発祥の碑と映画俳優の碑―京王多摩川駅
歩行時間 ４時間位（休息含む）
コメント 是政駅から多摩川の堰堤に出ると「是政渡しの碑」があります。多摩川には随所に「渡しの碑」がありますが、この碑は特に立派な碑でひと際目につきます。河原の野球場フェンス奥の岸辺の散策路は多摩川の流れの直ぐ側で、気持のよい散策路が続いています。多摩川の流れを眺め、新鮮な空気を思う存分吸い、さわやかな気持ちで歩き、今度は多摩川緑地に登ってみると今回のメインである「石の親水公園」に出ます。
この親水公園は山梨県の笠取山から東京湾に流れる多摩川の流れを約200ｍに渡って巧みに石で配置し、多摩川付近の全体像が歩いて分かるようにした貴重な公園です。同時に子供の遊び場ともなっています。
全７回にわたる多摩川シリーズは原則として左岸歩きですが、今回は稲城大橋を渡り右岸も歩きました。
橋を渡って訪れるのは島守神社。昔から多摩川沿いの住民は多摩川の洪水に悩まされてきました。特に この付近の氾濫は被害が甚大だったため、この地に氾濫を鎮めてくれる神社が建立されたそうです。
稲城大橋から下流に向けた右岸の多摩川沿いは野鳥の巣が数多くあるため通行禁止になっていますが、 そのため岸辺近くにはうっそうとした森が延々と続き、山の中を歩いているような錯覚に陥ります。森 を抜け多摩川原橋を越えると沢山の馬頭観音が一堂に並んでいる馬頭観音塔像がありました。
多摩川原橋を渡り、再度雄大な多摩川を眼下にみて左岸に戻ります。かつては映画の街だった調布です が、昨今は映画の勢いも衰え、映画のスタジオもゴルフ場に代わったりしました。それでも今もスタジオとして残っている「角川大映スタジオ」を訪れました。入口には優しい大魔神と怒った大魔神の巨大な２像があり、思わず懐かしさが込み上げてきます。スタジオの近くには「調布映画発祥の碑」と「映画俳優の碑」があり、池辺良、坂東妻三郎、大河内伝次郎、長谷川一夫、田中絹代、三船敏郎、石原裕次郎、高倉健、八千草薫等々懐かしい名前が数多く刻まれていました。
投 稿 者 柏木 哲彦
写真撮影者 梅澤秀夫
