行ってきました 2022.10.1~2 岩手山 B
山行名 岩手山 B
日 時 2022年10月1(土)~2日(日)
リーダー 北澤 秀三
参加者 9名(男性4名、女性5名)
コース 1日 盛岡駅→盛岡観光→宿(前泊)、 2日 宿=馬返し登山口→七合目→岩手山→七合目→馬返し登山口=盛岡駅
歩行時間 2日目 9時間20分(休憩含む)
コメント 日本百名山の岩手山(2,038m)は県内最高峰。主峰の薬師岳に登頂した。岩手山は東側は美しい円錐型、西側は古い山体が連なり、非対称ゆえに南部片富士とも呼ばれている。西岩手外輪山の鬼ガ城が南壁、屏風尾根が北壁、東岩手外輪山が東壁となる。
1日:15時にホテル集合。地域感のあるSLが観光ガイドとなり名所を歩いてまわる。1万歩。翌日の足慣らしには十分だ。
2日:朝5時にホテル前からタクシーに乗り、5時40分に馬返し登山口を出発。柳沢コースは信仰登山の表参道コース。清々しい澄んだ空気を吸い込みしばらくは緩やかな樹林帯を進む。豆腐岩を過ぎた2合目あたり、振り返ると眼下に盛岡市が180度に広がり、奥にはちょこんと姫神山。空は青く秋の登山日和となった。2.5合目の分岐で新道へ。4合目からは眺望の良い露岩帯を登る旧道へ入る。上りは急でガレ場が続き、日差しも暑くなり皆黙々とひたすら登る。7号目ですれ違った年配の登山客が口々にご来光が素晴らしかったと。8号目避難小屋を見て合点がいった。3階建てで綺麗なトイレも併設。御成清水と呼ばれる水場あり。これは再訪決定だ。避難小屋管理人さんと話しをすると「登って感動」の立て看板の裏は「下って感謝」と書かれてるとのこと。山行は感謝の気持ちが大切だ。十分に休憩を取り山頂に向かう。9合目不動平は鬼ガ城との分岐点。ここからは火山礫の登りにくい道の連続に苦労する。お鉢は時計回りで。今日は風も緩やかだ。眼下にゴジラの背中、鬼ヶ城、御苗代湖(おなわしろこ)が見え、ついに山頂を踏む。360度のパノラマ。空気が澄んだ季節であれば岩木山、八甲田山、鳥海山まで鮮明にみえるらしい。火口の中に岩手山神社奥宮があり、剣が空に向かって刺さっている。8号目避難小屋に戻り、帰りは新道を下山、迎えのタクシーに乗り込む。駅にて解散。
今年は紅葉が遅く、ナナカマドが赤く色づきはじめていた。メンバーは健脚揃いで、笑いあり休憩たっぷりの楽しい山行だった。
投稿者 古谷寿佳
写真撮影者 鄧 子丹、古谷寿佳
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