2023.7.02 塔ノ岳(表尾根)B

山行名  塔ノ岳(表尾根)

山行日  2023.7.02(日)

リーダー 楯 恒雄

参加者  17名 (男性8名 女性9名)

コース  秦野駅=ヤビツ峠―表尾根― 塔ノ岳―大倉尾根―大倉バス停=渋沢駅

歩行時間 7.5時間

コメント 雨のため、参加者が8人減ったが、実施日を1日遅らせての山行。
 7:20始発便と増便の2便に分かれヤビツ峠へ。8:10登山開始。のっけから「ヒル」の話でもちきり。1回目の休憩では、ヒルを避けるため、日向の取り合い。スプレーをするなどヒル対策。休憩中、早くもヒル発見。私も含め、初めて見る人がいて、写真を撮ったり、顔を近づけて観察したり。ライターの火をあて、駆除しようとするが動きが速いのか、手こずっている。ヒルは、ナメクジのように動くと思っていたが、尺取虫のように体を半分に折ったり延ばしたりしながらとても速く這い上がってくるとのこと。

 2回目の休憩。リーダーより「日陰が少なくなるので、持っている人は日焼け止めを塗ってください」。ひたすら登って二ノ塔へ到着。下って上って三ノ塔で休憩。晴天の景色を堪能。新大日に向かう。目玉の岩場の下りへ。リーダーより、「できる人は、クライムダウンで降りてみて下さい」。
 最後の急斜面では、経験の乏しい人はリーダーが熱血指導。下から、降りやすいルートに誘導し、「からだをしっかり斜面と向かい合わせて、階段状の足場があるので、股の間から足場を見つけながら降りて下さい。からだを横向きにしない」が大きな声で繰り返される。私の番。岩が湿って滑りそうで、足場が見えないのと怖さでついつい横向きになってしまう。リーダーより「もう少し練習しましょう」のアドバイス。新大日までの最後の上り。きつくて足を止めたら動かなくなりそう。

 12:00新大日で昼食。まったく食欲がない。何とかいつもの半分を食べ、漢方68とアミノ酸サプリを服用。ヒルを気にする人はほとんどいない。

 12:20塔ノ岳に向け出発。灌木の中はサウナ状態。抜けると谷底から冷風で生き返る。塔ノ岳では、みんな暑さでバテ気味だったので、絶景を満喫しながら長めの休憩。花立山荘でかき氷を食べてよいこととなり、歓声が上がり出発。

 花立山荘で、かき氷の注文の混雑のため長めの休憩。みんな元気を取り戻し、大倉バス停へ。途中、リーダーが、おいらく会員が、けがをした登山客を見つけた場所及びヘリ救助のために運んだ場所の2か所で簡単な説明。安全登山研修で教えてもらう簡易タンカーで長い距離を、他の登山客に手伝ってもらいながら、大変な思いをして運んだとのこと。ヘリ救助の場所では、実際に出動したと思われる救助隊に出くわし、その人数の多さにびっくり。

 17時前、大倉バス停で解散。17:06バスに乗る。ヒル被害なし。

 塔ノ岳の表尾根は、トレーニングのために、また行きたくなるコースでした。水2.5L+コーラー0.5L+かき氷の水分補給と、初めて暑さの洗礼を受けました。中止にせず、1日延ばして実施していただきありがとうございました。

投 稿 者 吉見 晃

写真撮影者 吉見 晃

絶景三ノ塔休憩
岩場でリーダー熱血指導
暑さが堪える
塔ノ岳山頂やっと一息
笑顔で下り
救助場所にて説明